目覚ましのアラームを「複数回かける」のは"疲れを倍増"させる...?ストレスが溜まりやすい、太りやすい等の可能性も
体内時計を調整する方法
『CNN』のインタビューによると、アメリカのシアトルにあるバージニア・メイソン・フランシスカン・ヘルスの神経科医で睡眠医学の医師であるブランドン・ピーターズ氏も、深い眠りで熟睡できるようにするためにはアラームをひとつだけに絞ることを勧めている。 「朝7時に起きなければならないのに、アラームが朝6時に鳴ると結局は朝7時までの1時間はぐっすり眠れることができず、結果的に質の悪い睡眠を1時間とることになります」 しかし、これまでに複数のアラームを使って目覚めていた人は、いきなりひとつのアラームだけで起きるのは、難しい可能性もあるとピーターズ氏は説明。そのため光を利用したものやベッドから出てスイッチを切るタイプなど、さまざまな目覚まし時計を試してみるといいという。また午前中に15分~30分ほど日光を浴びることも、体内時計の調整に役立ち、夜更かしの人には特に重要になるそう。 さらにピーターズ氏は、体内時計を変えたい人には数日おきに就寝時間を30分早めるか、週に1回1時間早めることをおすすめ。刺激の強い光を避けるために、寝る4時間前までのスクリーンタイム(スマホやゲーム機などの画面を見ている時間)を制限するのも、体の自然なメラトニン生成を促進するのに役立つとのこと。