【C大阪】前節負傷交代の阪田澪哉は残り3試合に起用せず「再発が一番よくない」小菊監督が明言
セレッソ大阪小菊昭雄監督(49)は5日、大阪市内での公開練習後に取材に応じた。 3日の北海道コンサドーレ札幌戦で、右太もも裏を痛めて途中交代したMF阪田澪哉(20)について、指揮官は「急がせての再発がクラブ、本人にとっても一番、よくない。あと1カ月で(全日程が)終わるので、来季に備えてという形になる。今年は治療にあてる時間にしてあげたい」と説明し、残り3試合で起用しない方針を示した。 【写真】スーパーゴールを決め、喜ぶ阪田澪哉 診断結果は近く出るが、肉離れの可能性が高く、腱(けん)に近い部位だという。札幌戦には5試合連続で先発したものの、前半開始3分に負傷。その後に無念の途中交代をしていた。 京都・東山から入団2年目の阪田は、ドリブルからの得点力が持ち味で、7月のドルトムントとの国際親善試合ではスーパーゴールを披露。9月から右ウイングで定位置を確保していた。 現在8位のC大阪は次節9日、ホームで9位アビスパ福岡と対戦する。DF舩木翔(26)も左腓骨(ひこつ)骨折で今季絶望となっており、限られたメンバーで勝利を目指す。