「タモンズは終わりや」から5年…再起誓ったネタでTHE SECONDファイナル進出「今が一番“漫才”してる」
「おじいちゃんになるまで漫才を」
ーーー今、漫才をしていて楽しいですか? 安部:僕は楽しいですね! 大波:難しさもありますけど、うん。やりがいありますね。今が一番「漫才をやってる」って感じがあります。M-1の時よりも。何のためのあれに情熱燃やしてたんやろう、って思う時もあるぐらいです。何か台本見ながら「この構造は新しいかな」とか思いながらやるのって何か…はい(笑) ーーーお二人の目指す芸人像や目標について教えてください 安部:コンビ共通の目標としては、でっかい会場をタモンズファンで埋め尽くしたい、そこで漫才やりたいっていうのがあるんですよ。僕個人としてはとりあえず、バイト三つ掛け持ちしてたあの時代に戻りたくないっていう思いが強くて。お笑いだけやって生活できている今の環境にすごく感謝してるんです。だからこれを来年も再来年も続けていくには、やっぱりTHE SECONDで優勝するなり、世間に「タモンズやっぱおもろいな」って思わさなあかんなと。劇場の出番を減らさないためにも、来年THE SECONDを取りに行こうというのが直近の目標ですね。 大波:僕も本当、来年THE SECONDでネタ3本やって優勝して1000万円欲しいです。で、この二人で舞台上がって、どこまで大きいとこ行けんのか?っていうのは、人生賭けて挑戦したいですね。 安部:何カ月か前に囲碁将棋さんが日比谷の野音(日比谷公園大音楽堂)で漫才ライブやりはって、3000人ぐらい埋まったんですよ。僕らはゲストで呼んでもらって、その光景を見て感動したんですけど、どこかで「悔しいな」って思いもあって。あれをタモンズでやってみたいっていうのは、僕はちょっとあります。 大波:この間、テレビで「華大どんたく」(※博多華丸・大吉が今年2月にPayPayドームで開催、3万4千人超が来場)の様子見ましたけどすごかったですし、オードリーさんが東京ドームでやった「オールナイトニッポン」のイベントとかね。僕らの人生、あそこまで届くとは思えないですけど…武道館とかでできたら最高ですよね。 安部:うんうん。 ーーーぜひ「ほっともっとフィールド神戸」でもライブを…(※二人の地元であり応援するプロ野球オリックスの準本拠地) 大波:ほっともっとフィールド最高ですね!やばいっすね。 安部:でもAKBが握手会して芝ボロボロになって何か問題になってたんで、ちょっとデリケートやな…(笑)(※2012年、AKB48の握手会開催後に外野の芝生がボロボロになったことが当時オリックスファンの間で話題になった) 大波:ほな、隣のユニバー記念競技場でいいんじゃないですか?神戸の大きいところでできたらほんま嬉しいですね! ーーーぜひ大きい会場をタモンズファンで埋め尽くしていただきたいです 安部:やっぱりおじいちゃんになるまで漫才やりたいですね。師匠がやってらっしゃるように。 大波:どんな仕事も全力でさせてもらって、僕らのファンを増やしたいです。僕らの漫才に足を運んでもらえるように頑張ります。 ◇ ◇ ◇ タモンズは現在、ライブ「詩芸」47都道府県ツアーを開催している。チケットは「FANYチケット」で発売中。 (まいどなニュース・小森 有喜)
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