鈴木聡美、目標はぶれず「自分を超えることを心に留めて頑張っていけたらいい」/競泳
パリ五輪開幕まで1カ月と迫った26日、ミキハウスに所属する日本代表選手の合同取材会が東京都内で行われ、競泳日本勢で史上最年長となる33歳で代表入りした鈴木聡美は、この日もぶれずに自身の目標を口にした。 「今までで一番調子のいい形で練習ができている。私の一番の目標は自己記録更新、自分を超えることを心に留めて頑張っていけたらいい」 初出場した2012年ロンドン五輪では3個のメダルを獲得。その後は記録も頭打ちとなり東京五輪の代表入りを逃したが、23年世界選手権(福岡)の100メートル平泳ぎで14年ぶりに自己ベスト更新。ベテランとなった今もなお、進化し続けている。 「自己ベストを出せれば、おのずとメダルも見えてくる」と鈴木。2大会ぶり3度目の五輪では2種目で自己ベストを更新し、再び表彰台に立つ。(角かずみ)