禁酒法時代創業のカリフォルニアのワイナリーから創業年を冠した「1924」シリーズ
ワインとお酒の専門商社「モトックス(Mottox)」は米カリフォルニアのワイン「1924」シリーズのプロモーションを強化している。今回はコーポレートコミュニケーション部の佐々木美穂氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。 【画像】「1924」Wines ■ 「1924」Wines(モトックス) ラインアップ: ・1924 ダブル・ゴールド バタリー シャルドネ ・1924 バーボン・エイジド ダブル・ブラック カベルネ・ソーヴィニヨン ・1924 ダブル・ブラック 価格:各2915円前後 Webサイト:「1924」Wines ――商品開発の経緯を教えてください。 佐々木氏:今回ご紹介する「1924」というワインシリーズは、米カリフォルニア州のワインです。生産者のデリカート・ファミリー・ヴィンヤーズは、1924年に創業した家族経営のワイナリーで、2024年に創業100周年を迎えた歴史の長いワイナリーなのですが、創業年の「1924」を冠するこのシリーズは、ワイナリーの歴史と伝統の象徴として生み出されました。 ――どんな特徴があるのでしょうか。 佐々木氏:ワイナリー創業当時のアメリカは、禁酒法政策が取られていた時代。そんな時代にも、人々はどうにかしてお酒を楽しもうと、バーボンと書かれたワインを入手するなど、抜け穴を見つけてはお酒を楽しんでいたそうです。「1924」シリーズは、ワイン好きにとってはまさに過酷ともいえる時代を生き抜いた人々の知恵や熱いエネルギーに敬意を示した、禁酒法時代へのオマージュといえるとてもユニークなワインです。 ――こだわりのポイントは? 佐々木氏:「1924」シリーズのワインは、アメリカンオーク樽やフレンチオーク樽のほか、バーボンウイスキーの熟成に使用したバーボン樽なども使用し、ワインを熟成させています。樽熟成によって生まれるのが、ココナッツやバニラ、スパイスなどの豊かな風味。さらに深みや複雑さが増すので、時間とともに変化する味わいを楽しむことができます。 ――どんな人に飲んでもらいたいですか? 佐々木氏:樽熟成させた「1924」シリーズは、お肉に合わせるのがおすすめ。お肉好きの方にぜひ楽しんでいただきたいワインです。特に、バーボン樽で熟成させた「1924 バーボン・エイジド ダブル・ブラック カベルネ・ソーヴィニヨン」は、ステーキとの相性が抜群。スモーキーな香りがグリルしたお肉の香ばしさにピッタリ合います。バーベキューに持って行くのもおすすめです。 ――ありがとうございました。
グルメ Watch,編集部:稲葉隆司