HKT48が劇場公演デビュー13周年コンサート 豊永阿紀「まだまだ走り続けていきます」
福岡・博多を拠点とするアイドルグループ・HKT48が26日、地元・福岡サンパレス ホテル&ホールでHKT48劇場オープン13周年を記念したコンサートを開催した。卒業を発表している3期生の荒巻美咲と6期生の最上奈那華にとっては、ラストコンサートとなった。 学業で中学生メンバー15人が不在のため、高校生以上のメンバー32名が出演した昼公演。「カワイイ」をテーマに、平均年齢21歳の大人メンバーがAKB48グループ珠玉のアイドルソングをフレッシュにパフォーマンス。最後は盛大な声援が響く中、「最強アイドルよろしく!」で締めくくり、全33曲の「カワイイ」パフォーマンスを披露した。 メンバー総出演の夜公演では、1曲目からバンドの生演奏による「HKT城、今、動く」。迫力あるバンド演奏はもちろん、寸劇や客席でのパフォーマンスなど、開演から会場のボルテージを一気に引き上げ、13周年記念にふさわしい幕開けとなった。 グループ最年少の呉優菜は2012年2月13日生まれの12歳。冒頭のMCで、13年前は何をしていたかを聞かれた呉が「お母さんのお腹の中です」と答える場面では、悲鳴にも近い驚きの声とどよめきが起きる。本公演では、これまでHKT48劇場で上演した162曲の公演楽曲の中からファンが投票したトップ5を披露。公演出演回数1000回を達成した卒業生の下野由貴と上野遥が、スペシャルMCとして盛り上げた。 アンコールでは、2期生の秋吉優花が「(後輩が増えて)HKT48の景色がすごく変わったなと思った1日でした。1期生の先輩方から教えてもらったことを継承しながら、そしてまた新しいHKT48を作っていきたい」と決意を語れば、チームHキャプテンの豊永阿紀は「まだまだ走り続けていきますので皆さん、ぜひ14年目のHKT48にも期待してください!」と呼びかけた。
東スポWEB