侍ジャパンは2連覇ならず 台湾によもやの零封負け 国際大会の連勝は「27」でストップ
ラグザス「第3回WBSCプレミア12」決勝(24日、日本0-4台湾、東京D)侍ジャパンは台湾に敗れ、2019年の第2回大会に続く2連覇を逃した。 【写真】侍ジャパン・辰己涼介、恒例声出し大トリで〝予祝〟も… 先発の戸郷が粘りの投球を続けたが、0-0の五回につかまった。先頭にソロ本塁打を許すと、さらに安打と四球で1死一、二塁のピンチを背負い3ランまで被弾した。 ここまで1試合平均7・86得点(8試合で63得点)の打線も沈黙した。台湾先発、Dバックス傘下の林昱珉を攻めあぐねた。三回1死一、二塁の好機を逃すなど4回1安打の好投を許す。五回以降も救援投手陣をとらえることができず零封された。 今大会の日本は1次リーグでオーストラリア、韓国、台湾、キューバ、ドミニカ共和国を次々と撃破。無傷の5連勝で進出した2次リーグでも米国、ベネズエラ、台湾を下した。決勝までに2戦2勝だった台湾に3度目の対戦で敗れ、今大会の初黒星を喫した。国際大会の連勝は「27」でストップした。 世界のトップが競う次回の国際大会は2026年3月に行われるWBC(1次ラウンドは東京ドームほか、準々決勝以降は米国)。日本はプレミア12のリベンジも兼ね、2大会連続4度目のVを目指すことになる。