同性愛、死後の告白に反響 85歳、自身の訃報で公表
米東部ニューヨーク州の州都オールバニで6月に亡くなった元消防士の男性(85)が、自ら書き残した訃報記事で同性愛者だったことを初めて公にした。これまで公表する勇気を持てなかったとの死後の告白は大きな反響を呼び、今月7日に開かれた追悼イベントで親族は「打ち明けられずにつらかっただろう」と涙した。 エドワード・ライアンさんの訃報が地元紙に掲載されたのは亡くなった1週間後の6月8日。親族が掲載料を支払った記事は、退役軍人としての経歴や地域社会への貢献に言及した後「もう一つ伝えなければならない。私は生涯通じてゲイだった」と明かした。