大谷翔平が44号先頭弾&打点もトップタイに浮上 初回からMVPトリオが3連発で敵地騒然 ドジャースは終盤に勝ち越し同地区ライバルに連勝
◇MLBドジャース 8-6 ダイヤモンドバックス(日本時間1日、チェイス・フィールド) 【画像】愛犬デコピンと大谷翔平選手 ファンも「パパ顔になっている」と話題 ドジャースの大谷翔平選手がダイヤモンドバックス戦に1番指名打者で出場。先頭打者ホームランを含む1安打2打点の活躍で、チームは9回に勝ち越し乱打戦を制しました。 西地区首位のチームは、5ゲーム差で追う同地区2位のライバルとの4連戦の2試合目。 大谷選手は初回、右腕メリル・ケリー投手に対して、フルカウントからの8球目を振り抜き、打球はセンター柵越え。昨シーズンに並ぶ44号は約128m(420フィート)で打った瞬間は確信した様子をみせました。さらに続く2番ムーキー・ベッツ選手、3番フレディ・フリーマン選手とMVPトリオが3者連続ホームラン。敵地球場を騒然とさせました。 しかし、直後の守りで先発のギャビン・ストーン投手が、先頭のコービン・キャロル選手にランニングホームランを許すなど、いきなり4失点。逆転されて迎えた2回はノーアウト満塁で大谷選手の第2打席。変化球をとらえセンターへの犠牲フライで同点とします。さらにフリーマン選手のタイムリーですぐさま逆転しました。 ところがストーン投手は、3回にもホームランで追いつかれるなど5回5失点。両チーム共に先発陣が失点を重ねる展開となります。 その後7回に追いつかれ6-6で迎えた9回、ドジャースは2アウト2、3塁から途中出場のトミー・エドマン選手の勝ち越しタイムリーが飛び出し、勝ち越しに成功。そのまま逃げ切りダイヤモンドバックスに連勝を飾り、6ゲーム差に広げました。 大谷選手はこの日5打数1安打1本塁打2打点の成績。それでも98打点でブレーブスのマルセル・オズナ選手に並び、トップタイへ浮上。本塁打と打点で2冠に立ちました。これで今季は44本塁打、43盗塁となっています。