米国株式市場=下落、年末控え利益確定売り
(誤字を修正して再送しました) [ニューヨーク 27日 ロイター] - 米国株式市場は主要3指数がそろって下落して取引を終えた。今週の取引で市場をけん引したハイテク株やグロース株が幅広い売り圧力にさらされた。 S&P総合500種の11セクター全てが下落。中でも、一般消費財、情報技術、通信サービスの下げがきつかった。それでも、週間では3指数とも上昇を記録した。 グレンメードの投資戦略担当バイスプレジデントであるマイケル・レイノルズ氏は「きょうは全般的に利益確定の動きがかなりみられた」と指摘。「強気相場が2年以上続いているため、新年を前に利益を確定させ、ポートフォリオを調整する人がいても驚くことはない」と述べた。 米債利回りはこの日も4.62%と高水準で推移。利回りの上昇が借入コストの上昇につながることなどから、超大型7銘柄(マグニフィセント・セブン)でも売りが目立った。 電気自動車(EV)大手テスラが5%安と、2日連続で下げを主導した。エヌビディアは2.1%下落。グーグルの親会社アルファベット、アマゾン・ドット・コム、マイクロソフトがいずれも1.5%超下げた。 その他の銘柄では、在宅医療やホスピスケアを手がける米医療サービス会社アメディシスが4.7%高。医療保険最大手ユナイテッドヘルスとの33億ドルでの合併取引完了の期間延長に合意したことが材料視された。 クリスマス休暇を挟んだ今週の取引量は過去6か月の平均を下回った。市場では1月10日に発表予定の12月の雇用統計に注目が集まる。 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード ダウ工業株30種 42992 -333. -0.7 4314 4323 4276 .21 59 7 2.37 8.85 1.56 前営業日終値 43325 .80 ナスダック総合 19722 -298. -1.4 1989 1990 1955 .03 33 9 6.77 4.77 3.40 前営業日終値 20020 .36 S&P総合500種 5970. -66.7 -1.1 6006 6006 5932 84 5 1 .17 .17 .95 前営業日終値 6037. 59 ダウ輸送株20種 16030 -73.4 -0.4 .66 6 6 ダウ公共株15種 987.2 -4.51 -0.4 6 5 フィラデルフィア半導体 5122. -52.3 -1.0 97 4 1 VIX指数 15.95 +1.22 +8.2 8 S&P一般消費財 1879. -36.3 -1.9 21 2 0 S&P素材 535.0 -3.09 -0.5 6 7 S&P工業 1128. -9.22 -0.8 17 1 S&P主要消費財 862.9 -5.08 -0.5 0 8 S&P金融 811.4 -6.62 -0.8 0 1 S&P不動産 255.1 -2.56 -0.9 5 9 S&Pエネルギー 646.6 -0.05 -0.0 7 1 S&Pヘルスケア 1620. -8.33 -0.5 64 1 S&P通信サービス 347.6 -3.80 -1.0 1 8 S&P情報技術 4709. -71.4 -1.4 40 4 9 S&P公益事業 386.9 -1.13 -0.2 1 9 NYSE出来高 8.04億 株 シカゴ日経先物3月限 ドル建て 40220 - 10 大阪比 シカゴ日経先物3月限 円建て 40130 - 大阪比 100