八朔祭の大造り物 一堂に 山都町で「集結祭」
山都町で9月にあった「八朔祭」を盛り上げた大造り物が一堂に会する「集結祭」が23日、同町下市のやまと文化の森で始まった。祭りに参加した全10基が集まり、訪れた観光客らの目を楽しませた。12月1日まで。 熊本の文化・芸能
NPO法人「山都町大造り物保存会」が、地域活性化と商店街の一体感創出を目的に毎年開いている。普段は商店街各連合組の小屋に展示している作品で、能登半島地震をテーマに減災への祈りを込め、最優秀の金賞に選ばれた「イヌワシ(石川県)ファイト! 鯰(地震)を鎮めて、お願い神龍[シェンロン]」など大迫力の造り物が並ぶ。 会場では写真撮影を楽しむ来場者の姿が見られ、熊本市南区の柔道整復師の女性(29)と福岡県から訪れた母(53)は「写真で見た作品よりも実物の方がすてき。集まると迫力がすごい。見に来られてよかった」とうれしそうだった。 午後5~8時はライトアップもある。(枝村美咲)