Z世代の政治意識「どうせ変わらない」諦めモード 衆院選を前に若者たちの本音は?
政治学を専門とする同大学の竹川俊一教授は、アメリカと日本の若い世代では「政治的な意見を話す機会に差がある」と指摘します。 竹川俊一教授: 「アメリカ大統領選挙では、妊娠中絶や移民問題など、若者が意見を持ちやすい争点が浮かび上がってくる。意見をきいて答えるということを繰り返しているから、政治に対する関心が高い」 また、竹川教授は、子どもの頃から選挙の意識づけをすることが重要と強調します。 「子どものときに親と投票所にいった経験のある10代の若者の投票率は、高めに出るんです。政治に対して関心を持ちやすくなり、それが結果的に投票に結びつくことがあるかもしれない」 選挙権の年齢引き下げから8年で迎える衆院選。未来を担う若い世代が1人でも多く一票を投じることが望まれます。
大分放送