国民民主・榛葉幹事長「部分連合」意味わからん!疑問符「造語?」「聞いたことないね」各党と等距離を強調
国民民主党の榛葉賀津也幹事長が1日、定例会見を行い、「部分連合」というワードに疑問を投げかけた。 【写真】初代タイガーマスク、藤波辰爾らと会見に臨む榛葉賀津也氏(2016年) 別の質問をした記者に「そういえば、文言が踊ってたね、『部分連合』って。おれ24年間国会議員やってるけど、『部分連合』ってつい最近出て来たんだけど、造語かね、あれ?」と逆質問した。続けて「立憲ともイシューごと、維新ともイシューごと。自民党とも案件ごと、やるので。別に自民党さんとだけ“部分連合”するわけじゃないんで、ご理解いただきたいと思います」とコメント。「部分的に」という注釈付きで連立の中に入るような印象を持たれないよう、各党とそれぞれの政策について是々非々で対応するというスタンスを強調した。 この日は会見前の午前中に、国民民主党の古川元久国会対策委員長とともに、立憲民主党の小川淳也幹事長、笠浩史国会対策委員長と会談した。榛葉氏は、この会談について会見中に「立憲民主党との『にかんにこく』でも申し上げましたが…」と発言。直後に自ら「ちなみに『にかんにこく』というのは幹事長と国対委員長、2人同士なので『二幹二国』と言います」と説明した。 政治記者の集まった会見でも、生配信やYouTubeで見る一般視聴者を意識して用語を解説するほど丁寧なだけに、耳慣れない「部分連合」というワードをスルーして誤解されることを避けたかったようだ。「二幹二国」終了後のぶら下がりでも記者の質問を受ける前に「やたら『部分連合』って言葉が出るけど、24年間この世界にいて、こんな言葉聞いたことないね」とコメントしていた。 (よろず~ニュース編集部)
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