カニエ・ウエスト、森山大道が撮影した『ブリー』のカバー・アートを公開
2024年の3度目となる“イージー・シーズン”が到来した。タイ・ダラー・サインとのジョイント・アルバム『ヴァルチャーズ』を2作リリースした後、イェーことカニエ・ウエストは自身のソロ・アルバム『ブリー』に注力している。 イェーは現地時間10月23日に『ブリー』のカバー・アートをインスタグラムで公開した。森山大道によって撮影されたモノクロのアートワークは、とある人物の耳まで届きそうな笑みがフィーチャーされており、おそらくイェーのチタン製のティースジュエリーを披露しているものと思われる。 伊Outpump誌は、このカバー・アートが「お歯黒」に関連していると推測しています。「お歯黒」は、古代日本の伝統で、成人前や結婚後、そして美の象徴として歯を黒く染める習慣だ。 イェーのファンにとって忙しい一年となっており、年末にさらなる新作が発表されるのではと期待を寄せている。あるファンが「このアルバムはすごいことになりそうだ」とコメントに書き込むと、別のファンは、「一年にアルバムが3枚も! 素晴らしい」と付け加えた。 ジャーナリストのトゥーレによれば、カニエは東京に拠点を移したようで、先月何度も日本で目撃された。今週初めには妻のビアンカ・センソリと一緒に外出し、破局の噂を否定した。「カニエは今、東京に住んでいて、ホテルで次のアルバム“ブリー”に取り組んでいる。彼はホテルの部屋でアルバムを録音しているんです。機材はすべてホテルの部屋にセットアップされています。」とトゥーレは10月11日のインスタグラム投稿で述べた。 トゥーレは「これはコンセプト・アルバムで、カニエはこのアルバムの唯一のプロデューサーになる予定です。従来、カニエはチームによって支えられていて、彼を助けるプロデューサーやソングライターがいます。彼が構想を立てますが、他の人も関わっています。しかし、今回は違います。今回はカニエがほぼ一人でこのアルバムを作るつもりです。東京では、彼が望む自分になることができるため、彼の人生の新たな章となります」と続けた。 イェーが、中国公演で初披露した「Beauty and the Beast」はアルバム『ブリー』のリード・シングルとして予定されているようだ。47歳の彼は、先週自身のオフィシャル・サイトでこの楽曲の夢のようなミュージック・ビデオを公開した。 『ヴァルチャーズ1』は今年2月にリリースされ、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で首位デビューした。3月には、プレイボーイ・カルティとリッチ・ザ・キッドとのコラボ「Carnival」が同ソング・チャート“Hot 100”で首位を獲得した。『ヴァルチャーズ2』は8月にリリースされ、同R&B/ヒップホップ・アルバム・チャート“Top R&B/Hip-Hop Albums”で1位を記録した。 『ブリー』のリリース日は現時点で公開されていない。