<松坂桃李>日曜劇場初主演 来年1月期「御上先生」で東大卒のエリート官僚が左遷され高校教師に(コメント全文)
俳優の松坂桃李さんが、2025年1月期に日曜劇場(日曜午後9時)枠で放送される「御上先生」(みかみせんせい)で主演を務めることが12月8日、明らかになった。松坂さんが日曜劇場で主演を務めるのは初めて。同枠で放送中の「海に眠るダイヤモンド」内で今作のティザー映像が公開された。完全オリジナルストーリーで、同局のドラマでは「ドラゴン桜」(2021年)以来の学園ものとなる。 【写真】松坂桃李が金髪に! まるで別人!? カッコいい!
松坂さんが演じるのは、東大卒のエリート文科省官僚の御上孝(みかみ・たかし)。御上は、とある出来事を機に「日本の教育を変えてやろう」と文科省官僚になるが、現実はほど遠いものだと気づく。「考える」力を身につけるための教育改革も名ばかりで、日本の中枢は改革どころか、自分たちの保身ばかり。さらには教育現場までも、大人の権力争いの道具に成り下がっていた。
そんな中、新たに設けられた官僚派遣制度によって御上に私立高校への出向が命じられる。実質、エリート官僚に下された左遷人事だったが、御上は制度を作っている側にいても変えられない、ならば現場から声を上げ、制度の内部からぶっ壊せばいいと自ら教壇に立ち、令和の時代を生きる18歳の高校生を導きながら、権力に立ち向かっていく。
脚本は、第28回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞するなど演劇界に主軸を置く詩森ろばさんが担当。詩森さんは松坂さんが主演した映画「新聞記者」(2019年)で、第43回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞するなど近年は映像作品にも挑戦し、今回初めてゴールデン帯の連続ドラマの脚本を担当する。プロデューサーは、「アンチヒーロー」(2024年)、「VIVANT」(2023年)、「マイファミリー」(2022年)、「ドラゴン桜」など話題となった日曜劇場を担当した飯田和孝さんが務める。
今作は子供が生きる「学校」、大人がもがく「省庁」という一見別次元にあるこの2つを中心に物語は展開していく。未来を夢見る子供たちが汚い大人たちの権力によって犠牲になっている現実に一人の官僚教師と、令和の高校生たちが共に立ち向かう“大逆転教育再生ストーリー”となる。なお、12月14日には生徒役キャストを一挙解禁予定。