【イベントレポート】LE SSERAFIM「CRAZY」ショーケース、FEARNOTとの密で熱い一体感に「風邪引かないで」
LE SSERAFIMが12月11日に日本3rdシングル「CRAZY」をリリース。これを記念したショーケースを、本日12月12日に都内で開催した。 【写真はこちら】満員のファンと一緒に両手でハート(ソロカットもあり) ■ 応援が完璧!「CRAZY」披露 「CRAZY」は、LE SSERAFIMが約1年4カ月ぶりにリリースした日本盤シングル。日本でショーケースイベントが行われるのも、2023年1月の「LE SSERAFIM JAPAN DEBUT SHOWCASE 'FEARLESS'」以来、およそ2年ぶりだ。メンバーは、事前抽選によって選ばれたファンを前に「CRAZY」収録の2曲を披露。ステージとフロアの距離が近いレアな環境でFEARNOT(LE SSERAFIMファンの呼称)へパフォーマンスを届け、特別な時間を共有した。 開演前から高い熱量でメンバーの登場を待ち望んでいたFEARNOTがLE SSERAFIMの名前を呼ぶと、5人は笑顔で手を振りながらステージに姿を見せる。声をそろえて挨拶をすると、SAKURAは「今日は素敵な時間を過ごしていただけたらうれしいです」とファンを歓迎した。集まったプレス向けのフォトコールを行い、5人はさっそくシングルのタイトル曲「CRAZY -Japanese ver.-」を披露。“胸が高鳴る出会い”の瞬間の感情を表現するこの楽曲で、LE SSERAFIMはヴォーギングをフィーチャーしたダンスに挑戦している。動的ながらもしなやかに美しい腕の動きを完璧にリンクさせ、優雅なポージングを次々と決めていく5人。間近で繰り広げられる精緻なパフォーマンスを、FEARNOTも完璧なコールで彩る。「CRAZY」を連呼するFEARNOTの掛け声を受けて5人がエネルギッシュなドロップパートへと展開していく流れは新曲とは思えぬほどの一体感で、メンバーは曲を終えるなり「応援が完璧でした!」と太鼓判を押した。 ■ 熱いステージに「風邪に気を付けてくださいね」 お披露目を終えてのトークセッションでは、SAKURAが約2年ぶりのショーケースに「時間が過ぎるのがあっという間に感じます」と実感を語る。KIM CHAEWONは「少し緊張していたのですが、FEARNOTが楽しそうな表情をしてくれたので楽しくパフォーマンスできました!」とオーディエンスに感謝を伝えた。MCから今年の活動について尋ねられると、KAZUHAは「さまざなな舞台に立たせてもらいましたが、中でも日本でのファンミーティングが印象に残っています」と振り返る。HONG EUNCHAEも「今年は大きなステージに立つことができて光栄でした」と続き「大きな舞台に立つたびに、成長できる気がします」と思いを語った。 そして来年へ向けた意気込みを聞かれ、SAKURAが「直接パフォーマンスをお届けできる機会が増えたらと思っているので、ワールドツアーがしたいです」と答えると、KIM CHAEWONも「これまでよりももっと大きな会場で、最高の思い出を作りたいです」と瞳を輝かせる。トークの最後に、HUH YUNJINは「『CRAZY』、たくさん聴いてくださいね!」と改めて新作をアピール。KAZUHAは「今年も残り少ないですが、FEARNOTと1つでも多くの思い出を作れたら」と語りかけ、HONG EUNCHAEも「(ライブ中で)今は暑いですけど、風邪に気を付けてくださいね」と優しくファンを気遣った。 ショーケースの最後に5人が披露した「Star Signs」は、“特別な縁”(Star Signs)を持つ5人がこれからも恐れず本能のままに進んでいく、というメッセージが込められたポップソング。繊細かつかわいらしい歌声で曲を歌う5人は優しい眼差しでフロアを見つめてFEARNOTと笑顔を交わし、ときにFEARNOTに手を振って温かなひとときを楽しんだ。終盤、お互いに肩を寄せ合いながら歌声を重ね、フロアからステージへと注がれる熱いコールを受け止めた5人。曲を終えるとSAKURAは「完璧でした!」と再びFEARNOTを讃え、メンバーは「気を付けて帰ってくださいね!」「風邪を引かないでくださいね!」と声をかけながらステージをあとにした。