崩れたオジサンのバランスをととのえろ! バッグやスマホの操作、利き腕だけに頼ってませんか?
右寄り? 左寄り?? 何事も偏りは禁物です!
社会人になってから空気を読むことに長け、幾多の飲みニケーションを経て順調に昇進。中間管理職が板に付いてからというものの、バランサーとして長年会社やチームを支えてきたつもりですが、途切れぬストレスにより典型的な軽肥満の量産型オジサンになった現在では、体力の限界も見えてきて 気力ではカバーできないこともしばしば。
一念発起して、スタミナをつけようと久方振りに運動したら、足が もたついて見事なまでに転倒。その際、反射的に利き腕で なんとか堪えようしたせいで、手首をグキっとやっちゃって…… 図らずも利き手とは反対の手をメインに生活することとなった訳ですが、怪我の功名と言うべきか? 管理職であっても己の身体バランスに関しては、無頓着だったと気付かされる発見がありました。
出勤時の相棒であるダレスバッグやブリーフケースを持つのは利き腕一択だったし、週末のトートもそう。 もちろん、バッグだけに限らず、電車内やレジ待ち、料理時も片側重心。毎食時の片噛み癖、腕時計の位置だって固定。
無論、歯磨きに始まり、スマホやペンを持つのも利き手に頼りっぱなしなど、長年無意識で積み上げてきた馴れやクセによる重心バランスの偏りは、例を挙げればキリがないほど。
今、この記事を満員電車で読んでいるビジネスパーソンの方、重心が右左どちらかに傾いていませんか?
今、この記事を実家の型落ちパソコンから眺めて、内容もろくに確かめずに脊髄反射的にネガティブ コメント書き込もうとしている そこの子供部屋オジサン、組んでる足は いつも同じ方向に重なってませんか? こういった不均衡な重心位置、実は無意識で軸足とは逆の足を休めている本能ムーブなんですが、その軸を意識して交互に入れ替えることができる人は多くありません。 すると、チリつもで骨盤が本来あるべきポジションから傾き、ズレ、身体の歪みやコリ、そして筋肉の緊張や痛みを引き起こすだけでなく、内臓の不調をも招き、全身の健康にも悪影響を与えてしまう恐れがあるのです。