万博、紙の入場券販売へ コンビニなどで 来場日時の事前予約は不要
2025年大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会が、来場日時の事前予約が不要な紙の入場券を10月からコンビニエンスストアなどで販売する方針を固めたことが26日、分かった。入場券は個人の購入が伸び悩んでおり、気軽に買えるようにすることで購入を促す狙いがある。 【表で見る】大阪・関西万博の各種入場料 関係者によると、紙の入場券は10月から、全国のコンビニなどで販売し、一部の時間や期間を除いて予約なしで入場できるようにする。 万博は会場内での支払いを全てキャッシュレスとする予定で、入場券は専用サイトでIDを登録した上で購入する電子チケットとしている。 入場券は今月19日時点で約280万枚が売れているが、購入者の大半は企業とみられている。「購入手続きが難しい」といった声もあり、協会は誰でも購入しやすい方法を検討していた。