【独自解説】貧困の幼少期から国民的歌姫、そしてファーストレディへ…“中国の美空ひばり”習近平国家主席の妻・彭麗媛氏が要職に起用される!? 「計算高く、気が強く、頭の良い女性」夫・習主席が“頭が上がらない”ワケ
そして、彭氏が来日した公演の翌月には、“歴史的な会見”が実現。習氏は特例で、当時の天皇陛下(現在の上皇さま)と会見を行いました。この実現のウラには、彭氏の“策略”があったのではないかといわれています。 Q.策略とは、どういうことですか? (福島氏) 「この『木蘭(ムーラン)詩編』上演のキーマンは堤俊作さんという有名な音楽家の方で、この方が当時の皇太子殿下と非常に親しかったというのは有名なのですが、私の聞いた話では、彭氏は最初から堤俊作さんとの“パイプ”を探すよう在日華僑の要人たちに打診していたということです。つまり、習近平国家副主席として訪日した時に、『どうしても当時の天皇陛下との特別会見を実現させなければならない』と彼女のほうが考えて、講演会で日本にもよく来ていましたから、いろんな人脈を駆使して接触を図ったと。自分で動いて指示を出してパイプを作った、と聞いています」
■「習氏は母に今も何かと相談していて、絶対に逆らえない」習主席の執務室に見る“マザコン”度と、“女性が強い習家”で母に懐いた彭氏の計算高さ
1987年、福建省アモイ市・副市長という肩書きだった習氏は、彭氏と結婚。きっかけは習氏の一目惚れでした。福島氏によると、習氏の母・斉心(さいしん)氏は当初結婚に慎重な姿勢を見せていましたが、相手が国民的歌姫ということで“手の平返し”。息子のイメージアップ・政治的ステップアップにも繋がるのではと、結婚に賛成したのではないかということです。斉心氏は、17歳で中国共産党に入党した熱心な支持者だといいます。 Q.斉心さんの許可がないと、結婚に至らなかったのですか? (福島氏) 「習ファミリーの中では、斉心さんは非常に発言力のある人だというのは確かです。実は、彭麗媛さんと習近平さんの恋愛関係は、公式発表よりもずっと前、習近平さんが別の女性と結婚していた時から続いていたというのは結構言われていて、また、政治的な意味がないと結婚できなかったので、当初は父・仲勲さんが強硬に反対していました。それを、彭麗媛さん自身が『母親を攻めたほうがうまくいく』と考え、斉心さんには好意的にかわいく接していた、という話は聞いたことがあります」 また、福島さんによると、「習氏は母・斉心さんに今も何かと相談していて、絶対に逆らえない。習氏は、気が強く引っ張ってくれる女性が好きともいわれている」といいます。 Q.あの習氏が、今でもお母さんには逆らえないのですか? (福島氏) 「お母さんとお姉さんもいて、習家は女性が大変強いといわれています。習氏は、精神的に年上で、自分のことを立ててくれたりかわいがってくれたり、決断してくれるような女性が好きみたいです」
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