【独自解説】貧困の幼少期から国民的歌姫、そしてファーストレディへ…“中国の美空ひばり”習近平国家主席の妻・彭麗媛氏が要職に起用される!? 「計算高く、気が強く、頭の良い女性」夫・習主席が“頭が上がらない”ワケ
福島氏によると、彭氏は「権力志向が高く、計算高く、気の強い女性。感情コントロールも上手く、政治・外交センスのある頭の良い女性という印象」ということです。 Q.どのようなところに“権力志向の高さ”を感じましたか? (福島氏) 「習近平さんが何者でもない頃、福建省の省長などをやった後に、突然浙江省の書記に抜擢されたわけですけど、それはもう“中央に上る”というサインなんです。そうなったら歌手の仕事をきっぱり辞めて、例えば江沢民夫妻にまるで嫁のように仕えたり、裏方になって徹底的に周りの人間関係や党内の人脈を広げたり、そういうことをやっているという話は聞きました」
習氏が副主席だった2009年11月11日、学習院大学で中国オペラ『木蘭(ムーラン)詩編』が上演され、彭氏が来日。彭氏は舞台演出家として、当時の皇太子殿下(現在の天皇陛下)と隣の席で鑑賞し、公演のラストには歌手・芹洋子さんと『四季の歌』を熱唱しました。 峯村氏は、この来日直前に彭氏と対面。「“次期ファーストレディ”ということで、軍の上司に当たる人たちが気を使い、場がピリピリしている状況だった」と話しています。 Q.どんな雰囲気でしたか? (峯村氏) 「北京の日本大使館で歓送会を開いていて、そこに呼んでいただきました。最初は彭さんの軍の上司などもいて、我々とも結構優しい雰囲気で『日本に行って、皆さんと交流したいです』みたいなことを笑顔で言っていて、良い人だなと思っていたんです。それで終わって、舞台にほうに行ったらクルッと順番が逆になって、上司だった人が急に『どうぞ、こちらに』みたいな感じになって、立場が逆転していました。どうやら部下がミスをしたらしくて、随行した人によると、彭さんがかなり叱責して怒って、皆が凍り付いたということで、かなり二面性があるなと思いました。ただ、お母さんとしてはすごく優しいお母さんだったようです。ちょうど一人娘の習明沢(しゅう・めいたく)さんがハーバード大学に留学していた時に、私もハーバード大学で研究員をしていたので、お会いしたことがあります。お母さんとそっくりで、鼻から上はほとんど彭さんと一緒なので、すぐにわかりました。『寂しい時はお母さんの歌をよく聞いている』と、当時の同僚に話していました」
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