アメリカ西海岸の時計ブランド【自然や文化を色やデザインで表現】日本未上陸の新鋭“ローキ( Loci Watches )”に注目
ローキ( Loci Watches )は、アメリカ西海岸・カリフォルニア州に本社を構える、独立系ウオッチブランドだ。ローキというブランド名はラテン語の ”genius loci (ゲニウス・ロキ / 地霊)“からインスパイアされたもので、ローキは“Spirit of Place(土地の精神)”をブランドコンセプトとして、人々、文化、景色、音、匂いなど、拠点を構えるカリフォルニアのカルチャーを、デザインに取り込んだコレクションを生み出している。 【画像】西海岸ならではのセンスが光る、ローキ・ウォッチの時計を見る 人気の高い観光地など、人々を感動させる特別な場所は、人が集まることで危険にさらされる弱点をもつ。ローキの創業者であるトリップ・ヘンダーソンは、時計に対する愛情をもつ人物だが、時計に負けないくらい自身が拠点を構えるカリフォルニアの自然や文化に対する愛情をもっていたようだ。 彼は自然環境が観光事業などでダメージを受けていることに危機感を抱いており、自然環境や文化を守る行動手段をユーザに提供することも、会社を立ち上げた目的のひとつであった。トリップ・ヘンダーソンはローキ創設後にこの目的を実現し、全売上の10%を、絶滅の危機に瀕した場所や脆弱な環境を保護・保全する非営利団体に寄付している。
ローキ( Loci Watches ) パシフィック・コースト・ハイウェイ ビッグサー・ウォッチ パシフィック・コースト・ハイウェイ ビッグサー・ウォッチは、アメリカ西海岸の象徴的な道路のひとつであるパシフィック・コースト・ハイウェイ(以下、PCH)に敬意を表したコレクション。文字盤の色とイエローのストライプは、PCHと最高のドライビング・ロードからインスピレーションを得ている。6時位置にある“PCH”の表記は、カリフォルニア州の道路標識と同じフォントが採用されている。 グレイッシュブラックの文字盤色は、ロキ創業者のトリップ・ヘンダーソンが米国カリフォルニア州北部のトマレス湾沿いのPCHを撮影した画像からインスパイアされている。