「もし今バルセロナにいなかったら、正しい選択なのか疑問に思う」ハフィーニャがオルモ登録問題に持論
バルセロナFWハフィーニャは、現在クラブが抱える選手登録問題について言及している。 ラ・リーガ 2024-25冬の移籍情報 全20クラブの補強・退団選手リスト 現在ダニ・オルモとパウ・ビクトルの登録問題に揺れるバルセロナ。12月31日までにサラリーキャップ超過の問題を解決できず、両選手をラ・リーガに選手登録することができなかった。バルセロナ側はカンプ・ノウのVIPゾーン運営権をカタールの投資ファンドに売却することで合意していたが、ラ・リーガ側はその支払い証明が欠けていたことを理由として選手登録を認めず。実際に選手ライセンスを発行するスペインフットボール連盟(RFEF)もラ・リーガの意向に沿っている。 その後バルセロナは、クリスマス時期に金融市場が正常に機能していなかったために支払い証明が遅れたとして、登録を認めるようラ・リーガとRFEFに求めた。しかしこの訴えも再びラ・リーガとRFEFに却下され、現状では両選手共にプレーできない状況が続いている。 バルセロナはすでにスペイン国内におけるスポーツ仲裁手続きの最高機関であるスポーツ裁定審議会(TAD)に訴えを起こしているが、今回の騒動は世界中で大きな注目を集めることに。そしてハフィーニャは、『The Athletic』の取材で「今回の騒動は、将来的に加入を検討する選手へ影響を与えるか?」と問われると、以下のように答えた。 「そうだね、影響を与える可能性はあるよ。その逆だとは言えない」 「もし僕が他のクラブにいて、今クラブが直面している問題を見たら、ここに来るのがベストなのか疑問に思ってしまうだろう。バルサと契約した時、クラブが直面している問題はわかっていた。それでもこのユニフォームでプレーするチャンスがあると感じ、最後の瞬間まで待ったんだ。自分の決断はまったく後悔していないよ」 なおハフィーニャのこの発言について、ハンジ・フリック監督は「私が言えることは、クラブを信頼しているということだけ」と答えるにとどめている。