ケータハム新社屋、生産能力50%増強 「セブン」年間750台出荷 新市場開拓も
初の市販EVはどこで作る?
以下、ケータハムCEOのボブ・レイシュリー氏へのインタビュー。 ――750台以上の生産は可能ですか? 「ケータハムのクルマはすべて手作業で作られています。スタッフ1人の仕事量が増えてしまうので、拡大することはできません。年間1000台以上に拡大すると、ホモロゲーション(型式認証)の問題も出てきます」 ――プロジェクトV(同社初のEV)をどこで生産するかは決めていますか? 「英国で生産することを望んでいましたが、そのためには国内の経済状況が適切でなければなりません。そのため、海外へ目を向けています。年間2000台を生産できる企業は限られており、英国にあるのはそのうちの数社だけです」 ――生産台数が増えるということは、将来のプロジェクトに向けた資金も増えるということですか? 「その通りですが、まずは工場への多額の投資を支える追加収益が必要です。その後、将来に目を向けることができます」
ウィル・リメル(執筆) 林汰久也(翻訳)