13年間で約3000万円を横領 宮崎県交通安全協会の40代女性職員 収入証紙の売上金で口座入金前の現金から一部を
宮崎放送
宮崎県交通安全協会の40代の女性職員が、免許更新時などにかかる収入証紙の売上金、およそ3000万円を横領していたことが分かりました。 女性の横領はおよそ13年間にわたって行われていたということです。 【写真を見る】13年間で約3000万円を横領 宮崎県交通安全協会の40代女性職員 収入証紙の売上金で口座入金前の現金から一部を (宮崎県交通安全協会 河野晃央専務理事) 「誠に申し訳ございませんでした」 横領したのは、県交通安全協会の証紙事業課に勤務する49歳の女性職員です。 県交通安全協会によりますと、女性職員は、2011年から今年3月までのおよそ13年間で協会が管理する証紙事業の運用資金を複数回にわたって横領。 総額はおよそ3000万円に上るということです。 女性は、2010年から収入証紙販売事業の事務業務を担当していて、運転免許の更新時などにかかる収入証紙の売り上げ金の口座を管理。 そして、その売上金を口座に入金する前に現金の一部を横領していたということです。 この事案は今年4月に女性職員が自ら報告して発覚し、横領した現金は生活費や借金の返済に充てていたということです。 県交通安全協会は、来月、女性を懲戒処分とし、今後、刑事告訴する方針です。
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