秋の“おいしい箱根旅”進化系「行列グルメ」 本気の極上和牛、温泉いかした生もち
■炭焼き行列店“本気の極上和牛”
長年続く人気店が装いも新たにオープンした店は、こちらにもあります。箱根湯本駅から徒歩4分にある「肉のKINOSUKE」。 自慢はA5ランクの国産和牛を使った肉料理。肉の焼き加減に、とにかくこだわった店です。 小田原箱根商工会議所 青年部 菊川鉄也会長 「この店に肉部門だけ引っ越してまいりました。炭の温度が魚と肉だと変えなきゃいけない。どうしても本気でやるなら分けなきゃいけなかった」 実は、同じ箱根湯本にある行列店「喜之助」は干物など地元の海鮮をメインにした炭火焼き和食がウリのお店。 一方、新店舗は特注の炭火用の炉を使い、炭の量と肉の距離などを計算し、仕上げに高温の炭であぶるという、肉に特化した専門店。時間をかけてゆっくり火を通す、赤身肉に最適な独自の焼き加減を生み出すといいます。 肉はかめばかむほど肉汁があふれ出てきます。味も濃いですし、肉汁が甘い。タレをつけてなくてもおいしいです。 この店ではステーキだけでなく、同じ国産和牛を使ったハンバーグも人気です。 来店客 「肉そのものの味がすごくおいしい」 人気店のさらなる進化が止まらない箱根。 菊川会長 「(Q.色んなお店が増えてきているのはどうして?)世界中から色んなお客様が来られるようになって。日帰りのお客様もいらっしゃいますし、色んなジャンルの食事処を箱根町としてそろえてお出迎えをしている」
■店主の“こだわり”…ミニハンバーガーにした理由は?
新しいお客のニーズに合わせ、創業50年の佃煮屋「はこねゆもと 福住屋」にも意外な新メニューが登場。 来店客 「どの世代でも楽しめる。いいんじゃないですか」 それは、見た目にもかわいいミニハンバーガー。注文が入ってから一つひとつ手作りで仕上げるこだわりの本格派。肉が肉肉しくてバーベキューの味がします。バンズも弾力があって、本格的なバンズです。 このサイズには、街全体のにぎわいを狙う、店主のこんなこだわりがありました。 はこねゆもと 福住屋 店主 竹内利明さん 「こんな大きいハンバーガーだと、他のものは食べられなくなっちゃう。それで食べ歩きサイズを」 平日も食べ歩きでにぎわう箱根の街。 お客 「(Q.足湯のお湯加減はどうですか?)気持ちいいです」 「(Q.何か食べました?)あそこのモンブランを食べました」 「(Q.どうでした?)おいしかったです」 こちらが、その「モンブランソフト」です。 ソフトクリームにモンブランクリームをかけた人気のスイーツ。足湯につかりながらいただけます。