〔東京株式〕安値もみ合い=材料乏しく(20日後場寄り付き)
(後場寄り)後場の日経平均株価は前日比177円31銭安の3万8237円12銭で始まり、安値でもみ合っている。日本時間21日早朝に発表される米半導体大手エヌビディアの決算を控え材料に乏しく、約6割の銘柄が値下がりした前場の流れを引き継ぎ売り優勢となっている。 (前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比172円08銭安の3万8242円35銭と軟調。東証株価指数(TOPIX)も12.36ポイント安の2697.67と値を下げた。ロシアが核兵器の使用条件を緩和し、ウクライナ情勢が一段と緊迫化するとの警戒感から「積極的に買い進める動きが見られなかった」(国内運用会社)という。 60%の銘柄が値下がりし、値上がりは36%。出来高は8億3349万株。売買代金は1兆8870億円。 業種別株価指数(33業種)は保険業、鉱業、輸送用機器などが下落。上昇は小売業、繊維製品、電気・ガス業など。 【スタンダード】スタンダードTOP20は弱含み。出来高は1億9227万株。 【グロース】グロースCoreは下落、グロース250は強含み。