ヤクルトD1位・中村優斗が入団合意「先発で10勝、その先に新人王」 背番号「15」で岡林魂継承!燕の〝鉄腕〟宣言
★「ヤクルト1000」にはまり…
中村は現在、球質の向上やコントロールの精度アップをテーマに、愛知工大で練習に励んでいる。最速160キロを誇り「球速へのこだわりはある」というが、松山秋季キャンプの練習を見学して「やっぱり細かなコントロールがすごい」と再認識。データを取りながらの投球練習や体幹強化に力を注いでいる。ドラフト会議の約1カ月前から乳酸菌飲料の「ヤクルト1000」にはまったことも明かし「ずっと飲んでいたので、何かの縁があるんじゃないかと思いました」と笑った。
★岡林氏がエール「先発で長く活躍してほしい」
岡林氏は1991年に専大からドラフト1位で入団。1年目は45試合に登板し、12勝6敗、12セーブを挙げた。2年目の92年は主に先発で15勝10敗、防御率2.97を記録し、リーグ優勝に貢献。西武との日本シリーズ第1、4、7戦に先発し、延長戦2試合を含めて全て完投。同シリーズは3勝4敗で敗れたが、フル回転した右腕は敢闘賞を受賞した。
その後はけがもあり、10年間で現役生活を終えた岡林氏は、背番号15の後輩に「けがのないように息の長い選手になってほしい。できれば、先発でガンガン投げて長く活躍してほしい」とエールを送った。