神社まで駆け抜ける…年始の風物詩「福男選び」 中津川西宮神社で初開催 岐阜・中津川市
毎年1月10日「本えびすの日」の早朝に兵庫県の西宮神社で開催されている神事が、岐阜県中津川市の西宮神社でも同日早朝に行われます。 境内の参道を駆け抜け、1位から3位までの先着者を「福男」に選ぶ神事「福男選び」は、年始の恒例行事として全国的に有名で、中津川での開催は、今回が初めてです。
中津川の西宮神社は1895年に創建されてから、2025年で130周年を迎えます。これを契機として、今回の神事は、商売繁盛や千客万来を祈願する祭礼「十日戎(とおかえびす)」のにぎわいを街に取り戻そうと企画されました。 参加者が駆け抜けるコースは、中山道歴史資料館前から西宮神社入口までの400メートル。スタート地点から最初の曲がり角までは旧中山道のフラットな直線が続きますが、川沿いを走るストレート部分は緩やかな傾斜の上りとなっています。最後の曲がり角のあと、神社入り口までは一直線です。障害物や規制などコースの安全面は事前に考慮されているということで、当日は一般観覧エリアも設置されます。 75人が当日参加する予定で、高校生から、最高齢は77歳の男性まで顔ぶれはさまざま。女性も4人参加します。(参加者の募集は既に終了)
神事の後には「初えびす大祭」も開催され、神事の関係者は「くじ引きなど楽しめる要素も多いので、参拝にぜひ訪れてほしい」と呼びかけています。
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