韓国・8車線道路の追突事故…通りがかりの警官「現場に違和感」で、とっさの行動
【07月29日 KOREA WAVE】乗用車を運転中に意識を失って交通事故を起こした運転手が、警察官たちの迅速な応急処置で一命を取り留めた話が韓国で話題になっている。 警察庁公式ユーチューブチャンネルに最近アップされた映像によると、5月30日午後4時40分ごろ、水原市(スウォンシ)の往復8車線道路の真ん中で、車の追突事故が起きた。 偶然目撃したパトロール中の警察官2人が車に近付くと、追突した車の運転手(50)が窓の方にもたれかかりぐったりしていた。 2人はハンマーで窓ガラスを破り、運転手の様子を確認すると脈はくと呼吸がなかった。このため救急車到着までの5分間、2人の交互に心肺蘇生を試みた。 運転手は2日後に意識を回復。命を取り留めた運転手は危篤の父親のもとへ急いでいたといい「事故現場で2人の警察官に会ったのは天運だと思う」と話した。 ネットユーザーたちは「警察の方々に本当に感謝する」「大切な生命を救った」「使命感でなければできないこと」といった反応を示した。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
KOREA WAVE