【ヤクルト】西川遥輝が山田哲人の通算1500安打を祝福「僕らの世代を引っ張ってきたのは間違いない」
◆日本生命セ・パ交流戦 ヤクルト3―5ロッテ(神宮)※5回裏終了降雨コールド ヤクルトは逆転負けで交流戦の初戦を落とした。山田哲人内野手(31)が史上136人目となる通算1500安打を達成した。今季から加入した同世代の西川遥輝外野手(32)が盟友を祝福した。(取材・構成 長井 毅) 今季から加入した西川は山田の記録達成について「1500本のうち、10本ぐらいしか見てないからなあ」と冗談を飛ばしつつ、尊敬の念を込めて同僚への思いを語り始めた。 「ずっと違うチームでやっていたので、こうやってプレーを間近に見ることに初めはすごく違和感があったけど、間近で見られるのはうれしい。お互い少しでも長くプレーして、少しでも多くヒットを打てるようにやっていきたい」 同じ92年生まれで、ともに球史名を残す名プレーヤーとなった。世代の先頭を走ってきた背番号1にこう敬意を表した。 「哲人が僕らの世代を引っ張ってきたのは間違いないですし、本人が思っている以上に、みんなすごさを感じている。僕も哲人もちょっと(成績が)落ちてきているところがあるので、もう一回、輝きを2人で取り戻せたらチームにいい影響を与えられる。こういう(不調の)時に頼りになる存在は必要なので」 周囲の期待は残り500本となった通算2000安打に移った。西川も“ファン”の一人としてエールを送った。 「欲を出せば達成できると思う。その欲をもっと駆りたててほしい」
報知新聞社