打撃練習する近本（撮影・北村雅宏）

　「阪神－中日」（２７日、甲子園球場） 　１分けを挟んで２連敗中の阪神は、近本が今季初めてスタメンから外れた。 【写真】眉が垂れて元気なさそう　試合前練習を見てベンチに向かう岡田監督 　今季は７０試合で打率・２５２、６本塁打、２４打点。中軸の不振が続く中で、本来の１番だけではなく、３番やプロ初の４番を担うなど打線をけん引してきた。 　しかし、６月は１９試合で打率・１６７、０本塁打、３打点と急失速。２１日のリーグ戦再開後の４試合は、１８打数１安打で打率・０５６と快音が響いていなかった。 　スタメン落ちは昨年９月３０日・広島戦以来。試合前練習は通常メニューをこなしており、リフレッシュの意味を込めた先発落ちのようだ。 　近本に代わって中堅には島田が入った。 　先発は村上。今季は６連戦初戦の火曜日を任されていたが、雨天中止によるローテ再編で初めて木曜日に登板する。現在は自身４連敗中。心機一転、４月３０日・広島戦以来の３勝目を狙う。 　中日の先発は梅津。ここまで１勝４敗、防御率４・３８と苦しんでいるが、東洋大の後輩・村上との投げ合いを制することができるか。 　【先攻・中日】 １番・中堅　カリステ ２番・二塁　田中 ３番・右翼　板山 ４番・左翼　細川 ５番・一塁　石川昂 ６番・三塁　福永 ７番・捕手　宇佐見 ８番・遊撃　龍空 ９番・投手　梅津 　【後攻・阪神】 １番・中堅　島田 ２番・二塁　中野 ３番・右翼　森下 ４番・一塁　大山 ５番・左翼　前川 ６番・三塁　佐藤輝 ７番・捕手　梅野 ８番・遊撃　小幡 ９番・投手　村上