ジャイアンツの”起爆剤”に…?巨人、1軍定着が待たれる有望株(5)阿部監督は“レギュラー起用”も…?
シーズンも佳境を迎えている2024年のプロ野球。読売ジャイアンツは、熾烈な優勝争いを繰り広げている。残り少ないゲームで白星を重ねるためには、起爆剤となる選手の台頭も望まれるところだろう。今回は、一軍定着が待たれる巨人の若手有望株を紹介したい。(※今季成績は9月10日時点)
浅野翔吾
投打:右投右打 身長/体重:171cm/86kg 生年月日:2004年11月24日 経歴:高松商 ドラフト:2022年ドラフト1位 徐々に頭角を現しつつある浅野翔吾は、未来の読売ジャイアンツを担う選手と言えるだろう。 高松商では2年夏と3年夏の甲子園に出場。2年時は3回戦で敗れたが、浅野自身は2試合の出場で打率.571(7打数4安打)、1本塁打、2打点と大器の片鱗を見せていた。 3年夏の甲子園では、3試合の出場で打率.700(10打数7安打)、3本塁打、6打点と大暴れ。高校生離れした打撃を披露した。 高校通算68本塁打の実績に加え、スピードも兼ね備えたスター候補に対し、ドラフト会議では阪神タイガースと巨人が1位指名。競合の末、巨人に入団した。 高卒1年目の昨季は、いきなりプロ初アーチも記録。24試合の出場で打率.250(40打数10安打)、1本塁打、2打点の成績で終えた。 今季は開幕一軍入りを果たすも、その後はファーム暮らしが長くなっていた。それでも8月に再昇格をすると、8月14日の阪神戦ではプロ初のグランドスラムを記録。 さらに8月24日の中日戦では、本塁打を含む4安打を放つ活躍。確実性も向上し、頼もしい存在になりつつある。 すでに昨季を超える3本塁打、12打点を記録し、現在もスタメンとしての起用が続いている。チャンスをものにし続け、一気にレギュラーの座を掴み取れるか。
ベースボールチャンネル編集部