「ヤンキー先生」義家弘介氏 政界引退へ 昨年の衆院選で落選 収支報告書不記載で重複立候補ならず
「ヤンキー先生」として知られる元高校教師で、自民党の義家弘介元文部科学副大臣(53)が3月末で政界を引退することが6日、分かった。 スポニチアネックスの取材では、後援会通信「週刊よしいえ」で「人生の決断を大切な皆様にお伝え致します」とし「3月31日をもって、政界を引退する決断をさせていただきました」と報告している。 党派閥裏金事件の中心になった旧安倍派に所属。昨年の衆院選神奈川16区で立憲民主党の後藤祐一国対委員長代理に敗れ、落選していた。 母校の北海道の私立高教諭、横浜市教育委員を経て、第1次安倍晋三政権下で教育再生会議の委員に就任。2007年参院選比例代表で立候補して初当選した。12年衆院選にくら替え出馬、24年の衆院選まで衆院4期を務めた。 22年までの5年間に計369万円の政治資金収支報告書への不記載があり、24年衆院選で比例代表との重複立候補が認められなかった。