バイクが衝突した衝撃で大きく傾いた標識と、変形したガードパイプ＝７日午前９時４０分ごろ、鹿児島市城南町

　７日午前４時１０分ごろ、鹿児島市城南町の国道２２５号で、鹿児島中央署のパトカーに追跡されていた同市の職業不詳男性（１９）のバイクがガードパイプに衝突した。男性は右腕を折る大けがを負った。同署は道交法違反（信号無視・無免許運転）容疑で調べる。 【写真】〈別カット〉バイクが衝突した衝撃で大きく傾いた標識と、変形したガードパイプ＝７日９時４０分ごろ、鹿児島市城南町

　同署によると、巡回中のパトカーが同市東千石町の交差点で信号無視のバイクを発見。停止に応じなかったため、赤色灯をつけサイレンを鳴らして約９００メートル追跡した。バイクが信号無視を繰り返し、事故になる恐れがあったため追跡をやめたところ、約７００メートル先で衝突した。通行人の男性が「バイク事故で人が倒れている」と１１９番した。 　石川智彦副署長は「追跡に問題はなかったと考えている」としている。