『学マス』陽高真白さん(十王星南役)インタビュー。かっこいい一番星で、ちょっとポンコツなお姉さんで……複雑な魅力を持つ、星南を演じるときの心構え
バンダイナムコエンターテインメントが展開中のスマートフォン向けアプリ『学園アイドルマスター』(以下、『学マス』)が、2024年11月16日にハーフアニバーサリーを迎える。さらに、初星学園一のアイドルであり、“一番星”(プリマステラ)でもある十王星南のプロデュース可能になる。 【記事の画像(6枚)を見る】 そんなハーフアニバーサリーにあわせたプロデュースアイドル化を記念して、十王星南を演じる陽高真白さんにインタビューを実施。オーディション時のエピソードや楽曲『小さな野望』をどう歌い分けたのか、2025年2月に開催予定の“初陣公演”の意気込み、一番星を演じるうえでの心構えなどを聞いた。 なお、インタビューの性質上、星南の親愛度コミュにおける序盤(親愛度4程度まで)の内容を含んだものとなっている。まだ星南をプロデュースしていない方は、そこまで進めてから読んでいただくことをオススメする。 ※本インタビューは10月中旬に実施しました。 ※本インタビューは11月7日発売の週刊ファミ通(2024年11月21日号 No. 1873)に掲載した内容に加筆、修正を行ったものです。 ※本記事では『アイマス』は『アイドルマスター』シリーズ全体、『学マス』はスマートフォンアプリ『学園アイドルマスター』の略称として使用しています。また、『アイドルマスター シンデレラガールズ』を『シンデレラガールズ』、『アイドルマスター ミリオンライブ!』を『ミリオンライブ!』 と呼称することがあります。 『学マス』特集の週刊ファミ通(紙版)のご購入はこちら: 『学マス』特集の週刊ファミ通電子版のご購入はこちら: 陽高 真白(ヒタカ マシロ): 2月5日生まれ。身長170.8センチ。趣味はお風呂とクルマで歌うこと。特技はチューバ、ピアノの演奏。舞台や朗読劇などへの出演経験も持つ。おもな出演作は『制服カノジョ』シリーズ(桃尻芹香役)、『モンスターストライク』(モールス役)、舞台『アサルトリリィ』シリーズ(廣津夕星役/村上常盤役)など。(文中は陽高) オーディションでは星南のように堂々と。初星学園の一番星を演じる心構え ――十王星南と出会う前から『アイマス』シリーズのことはご存じでしたか?: 陽高 :もちろんです。私がアニメなどを好きになる前から、CMやいろいろな動画サイトで目にする機会は多かったですし、音楽をよく聴くほうだったので、 『アイマス』をプレイしていないときでも曲は聴いていました。なかでも『シンデレラガールズ』の曲がお気に入りです。 ――具体的にどの曲が好きなのかうかがってもよろしいですか? 陽高 : 『アタシポンコツアンドロイド』ですかね。こういうかわいい感じの曲がずっと好きだったので、よく聴いていました。 ――そんな中で『学マス』のオーディションの話を聞いたときの心境はいかがでしたか? 陽高 :資料を見たときに、「すごく身長が高い子がいるな」と。ビジュアル的にも自立したかっこよさを持った子だなと思ったのを覚えています。私はそんな星南のような、堂々としたかっこいい女性キャラクターが好きなので、「絶対に受かりたい」と思ってがんばりました。 ――星南に一目惚れだったと。ちなみにオーディションはほかのアイドルも受けられたりしたのでしょうか。 陽高 :いえ、受けたのは星南だけです。当時は事務所に入ってまだ半月ぐらいで、星南役が初めてのスタジオオーディションでした。 ――初めてで役を射止められたのですね。それはすごい! ちなみに星南のオーディションでは、何か印象的な出来事などはありましたか? 陽高 :いろいろありましたが、やはりいただいたディレクションの内容でしょうか。「もっと赤と黒と金って感じで!」とか「ライオンっぽく」、「もっと圧強めで」みたいな。はじめはクールに演じていたのですが、ディレクションを受けて、想像よりもド派手な美人なのだと気付かされました。なので、オーディションでは練習よりもすごく強い声を出した記憶があります。 ――第一印象はもっとおしとやかだったと。 陽高 :そうですね。もっと冷たい生徒会長というか、クール系の性格をしていると思っていました。でもディレクションを受けて、アイドルへの熱でメラメラ燃えているようなタイプだと印象が変わったんです。 ――オーディションでは歌唱もあったかと思いますが、そのときに思い出に残っていることはありますか? 陽高 :私としてはけっこう感情を入れたつもりでも、「落ちサビではもっとやっちゃっていいです」、「もっとここは感情が乱れていていいです」というディレクションをいただくことがあって。私がいままで歌ったり、聴いたりしてきたキャラクターソングより、感情がメインになっているというか。 『学マス』は、歌の上手さが変化するようになっているので、そこも加味したうえで“歌に感情を込められるかどうか”をすごく見られている感じがしました。 ――ちなみに課題曲は何だったのですか? 陽高 : 『ミリオンライブ!』の『さかしまの言葉』でした。オリジナル版を歌われていた南早紀さん(白石紬役)もすごく感情を込めて歌われていたので、印象に残っています。 ――すごくしっとりした曲ですよね。感情を込めて歌うのも、なかなかに難しそうな気がします。あとオーディションでは『アイマス』恒例の面談もあったと思うのですが……。 陽高 :ありました(笑)。緊張しすぎてしっかりとは覚えきれてないですが。 ――その際のエピソードをうかがってもいいですか? 陽高 :確か、選択式みたいな形で性格診断のようなことをしたはずですね。「あなたがいちばん大切なものは?」のような。 ――『学マス』のサービス開始に合わせて実施させていただいた、ほかの方のインタビューでも「家族、仕事、お金のどれが大事ですか?」という質問があったと話されていました。 陽高 :そうですね。「あ、これはウソをつくのはダメだ!」と思って……。気持ち的には、やっぱりちょっとよく見せたいじゃないですか。でも、正直に答えました。あと、そのときには、オーディションでは面談があるのがふつうだと思っていましたね。 ――初めてのスタジオオーディションだとそう思ってしまいますよね。面談は『アイマス』だからというか、かなり独特なものみたいです。 陽高 :歌唱やセリフなどはかなり緊張感がある中やらせていただいたので、急に質問タイムが始まったことでちょっと気持ちが和らぎました(笑)。あと、星南のオーディションではダンスもあったんです。 ――えっ!? そうなのですね。 陽高 :これはスタジオではなく、テープオーディションの段階ですね。自分で選んだ音源でダンスして、録画したものを送るというものがありました。 『アイマス』のライブイベントはマイクを持って歌うことが多いので、最初はそれを想定してやさしめの楽曲を選択していました。ですが、それだと見栄え的にもどのくらい踊れるのか伝わり辛いですし、もっと踊れるはずだということで、急遽ダンスが多めの楽曲に変えて、改めてお送りました。 ――なるほど。オーディション当日の手応えはいかがでしたか? 陽高 :オーディションを受けたのがスケジュールの最後のほうで。「自分より前にもっといい方がいらっしゃったんじゃないか」というプレッシャーと、そもそもの経験の少なさもあって、待ち時間はずっとお腹が痛かったです。でも、星南自体が堂々としている人なので、「これで縮こまるようでは受からないだろうな」と思い、オーディションのときは平気なフリをしていました。それもあって、実力が出し切れたと思います。 ――星南を降ろしていたわけですね。その後、合格を知らされたときの心境は? 陽高 :じつはそのとき、突然、事務所に来てほしいと言われて。内容も何も知らされていなかったので、「私、何かしたかな?」とめちゃくちゃ不安で……。ドキドキしながら事務所のドアを開けると、そこには秦谷美鈴役の春咲暖さんがいらっしゃって、直接「受かりました」と報告されました。そのときに花束も渡されて、写真も撮って……すごく、うれしかったですね。役が決まったこともそうですが、新しい 『アイマス』に出演できるということも含めて。うれしくて、そのまま帰りにケーキを買ったほどです(笑)。 ――長月あおいさん、小鹿なおさん、飯田ヒカルさんの3人は、小美野さんを始めとするスタッフからドッキリがあったみたいですが、まさか事務所からとは(笑)。 陽高 :そうなんですよ! ビックリしました。暖さんはけっこうケロッとしていましたけど(笑)。でも、めちゃくちゃうれしかったですね。 ――貴重なエピソードをありがとうございます。その後、星南を演じていく中で、印象に残ったディレクションはありましたか? 陽高 :擬音が多かったですね。「ここはもっとパァーって感じでバンッって行きたいので~~」みたいな。なんだかダンスコーチみたいな感じでした(笑)。そういったニュアンス重視で伝えられることも多かったです。あとよく言われたのは“初星の母”でしょうか。 ――初星の母ですか? 陽高 :星南の根底にある母性というか、そういうことを意識してほしいとよく言われていたんです。彼女は誰も寄せ付けずにひとりで突き進んでいくように見えますが、実際は初星学園、ひいてはアイドルというものを愛している。言葉の圧は強いのですが、それは性格がキツいからではなく、星南が生来から持ち合わせているものなんです……と。 ――なるほど。インタビューの前に星南の親愛度コミュを拝見させていただきましたが、確かにコミュを見たあとだとなんとなくわかる気がします。星南はことねとの掛け合いも多いですが、収録中に印象的な場面などはありましたか? 陽高 :いっぱいありました(笑)。ことねを壁際に追い詰めるシーンがあるのですが「ここ、もうちょっと近づいて耳もとで言う感じで」みたいなディレクションをいただいたりして、おもしろかったですね。あと、個人的にことねが会長に会ったときの反応が好きなんです。いつも本当にイヤそうで、アイドルらしからぬ声を出すんですよ。収録で聞くたびについつい笑いそうになっちゃいます(笑)。 ――星南はことねと関わると一気にコメディチックになりますよね。新たに追加された親愛度コミュではまた違った星南の一面が見えてきていますが、そちらに関してはいかがでしょうか? 陽高 :まず皆さんが気になっていることは、“一番星である十王星南をどうプロデュースしていくのか?”ということだと思うんです。正直、私自身も親愛度コミュの台本をいただいたころは、まったく想像がついていなくて。 星南のコミュは、最初すごくクールで、初星学園の生徒会長というか、王たる由縁というか、立っているだけで謎の風が吹いているような、そういう堂々とした美しさが描かれているんです。 ――凛としていますよね。自分の立場に自信を持っているというか。 陽高 :実際プロデュースが始まってすぐのころは、星南もプロデューサーのことを頼り過ぎず、むしろ「(プロデューサーとしての力量を)試してあげます」ぐらいのクールな態度で進んでいくんですよね。 ただやっぱり彼女は、“一番星をがんばっている方”なので、素の部分はポンコツというか、かわいいところが多いんです。そんな一番星らしくない、凛々しさがどんどんプロデューサーの手によって剥がされていくのを見たとき、はじめて星南が内に秘めたかわいさに触れられたような気がしました。「あ、星南もひとりの女の子なんだな」と。 ――そんな“素の星南”と、“一番星との星南”の演じ分けで意識されていることはありますか? 陽高 :役とリンクして自分の体を落ち着けたり、「いまは何を言われても落ち込まない」というスイッチを入れ替えたりしています。 星南自身、オンオフの切り替えがすごくはっきりしている人なんです。たとえば、収録中にうまくいかないことが続くと、私自信の気持ちはどんどん落ち込んでいくのですが、そんなときでも星南は落ち込まないはずなので、星南を演じるときはつねに胸を張っていないといけないなと。でも、そんな気持ちが少し綻んで、抜けたところに星南のかわいさがあるのかもしれないとも思っています。 ――これからはそんな星南の新しい魅力が多くの人へどんどん伝わっていくわけですが、演じられている陽高さんとしてはどういうお気持ちでしょうか。 陽高 :最初は「意外!」という感想になると思うんです。それこそ初星コミュの星南はすごく真面目で、ことねが関わらないとしっかりした人というのは皆さんにも伝わっていると思います。でも、親愛度コミュを見れば、星南自体が持つかわいさみたいなものが伝わるのかなと。 ――親愛度コミュでは変なポーズを取ったりしますからね。 陽高 :そうなんですよ! しかも、かっこいいと思い自信を持ってポーズをとったりするのに、まわりに変わっていることを指摘されると、こっそりひとりで恥ずかしがってそうなところだったり……そういうギャップもかわいいなと思います。どんどん十王星南自身のかわいさが出てくると思うので、“ことねの追っかけお姉さん”、そして“一番星”である星南とのギャップを感じていただけるとうれしいです。 『小さな野望』の歌い分け。一番星らしさを残しつつ、どう進化を見せるのか ――PVでも使われていた楽曲『Choo Choo Choo』の収録はいかがでしたか?: 陽高 :英語が難しかったですね(笑)。私自身あまり英語が得意ではないので、発音はかなり意識して歌いました。 あと歌う際のアプローチとして、キャラクターソングというよりはアーティストっぽい感じの歌いかたを心掛けました。アイドルだけど歌手っぽいというか。曲自体も星南の自立した強さが表れたものになっているので、強い声を出すようにも意識しています。 ――PVも、現実世界のアーティストのものみたいでしたね。そして、ゲームに実装される楽曲『小さな野望』についてもうかがえれば。 陽高 : 『小さな野望』を収録したのは2年くらい前です。最初に収録した曲で、音源を渡されたときに「劇場版来た!」と思ってしまうぐらいに壮大な曲で、早く歌いこなしたいと思いました。 この曲はフレーズによって表情をころころ変えたり、エッジボイスを使ってみたり、語尾の切りかたを工夫してみたり、いろいろなテクニックを入れ込んで、なるべくストレートな歌いかたというよりかは複雑に聞こえるように意識しました。 ――『学マス』では、ゲーム内のプロデュース評価によってステージでのパフォーマンスが変化しますが、“一番星”である星南の歌い分けといいますか、表現の差を出すのは難しいように感じましたが、その部分についてはいかがでしたか? 陽高 :すごく、すごく苦戦しました(笑)。プロデュースする前から歌がうまいことは確定しているので、下手に歌うようなアプローチはできなくて……。ただ、そんな完璧である星南だからこそ、“素”を出すことが成長に繋がる、十王星南をもっと魅力的にするんです。 ―― なるほど! 星南だからこそのアプローチがあったと。 陽高 :なので、1段階目は歌を“うまく”歌うということに重きを置きました。表情を出すというより「こうすれば上手でしょう?」という、セオリー通りに歌ったようなイメージですね。 2段階目では、星南の理想とするアイドルである“ことねっぽいかわいさ”を出すように。でも本人の内から出るかわいさではなく、テクニックで出すかわいさを意識して「かわいく歌いました」という感じの歌唱ですね。慣れないことをするぎこちなさを出しつつ、それでも一定の上手さはある感じでアプローチして。 そして3段階目は、そんないろいろなものから自分を解放した星南という感じでアプローチしました。 ――やはり相当な苦労があったのですね。でも、いまのお話を聞いて、よりPライブを見るのが楽しみになりました。現在、『Choo Choo Choo』はショートバージョンのみが公開されていますが、フルバージョンが公開されたら、注目して聞いてほしいポイントなどはありますか? 陽高 : 『Choo Choo Choo』はサビですね。同じフレーズが続くので、声の厚みを意識したかっこいい歌いかたを意識しました。「サビ来た!」みたいな(笑)。あと、サビは歌い分けも意識しています。1サビはかなりかっこよくしているのですが、2サビは「憂いを帯びた感じが欲しい」というディレクションをいただいて。走り続けているのだけれど、それがどこか痛々しいような、そんな気持ちを入れつつも、それらを振り切って最後はサビで声を張るようなアプローチをしています。 ――『小さな野望』のほうはいかがでしょうか? 陽高 :やっぱり、ラスサビですかね! いろいろと好きな部分はあるんですけど、中でもラスサビにある2段階の盛り上がりが「クライマックスです!」みたいな感じがして素敵だなと。もし自分が星南のプロデュースを成功させてあのライブ目にしたら、きっと涙が止まらなくなるだろうなと思っています。……でも、じつはまだ 『小さな野望』はPライブをまだ見ていないんです。 ――そうなんですか。 陽高 :星南に関する生配信(11月15日に配信された)のときに、初めての反応ができるように。でも、収録で現場に行くたびに先に見た皆さんから「すごかったよ」みたいなことばっかり聞かされるのでめちゃめちゃに気になっています。 ――それは余計気になりますね(笑)。ちなみに星南のプロデュースアイドルとしての実装については、号外(※)も配られることになっているみたいですね。 ※10月27日の初恋公演終了時に、サプライズで配られた星南実装の号外。 陽高 :さすがは一番星ですね。写真を撮られるときの角度とか、自分の体の映しかたとか、そういうのをわかっているなと。あと、こういう号外が配られること自体に憧れがあったので、純粋にうれしいです。紙という形で残るのもとてもうれしくて……まるで十王星南がこの世界にいる感じがして、そこもたまらないです。一生飾っておきたい、宝物ですね。 「“期待しておいてください!”十王星南ならそういうんです、きっと」一番星として立つ、ライブの意気込み ――星南のプロデュースアイドル化と合わせて、松田彩音さん(花海佑芽役)、春咲暖さん(秦谷美鈴役)、との初陣公演も発表されましたね。こちらの意気込みも聞かせてください。: 陽高 :みんなのやる気がすごく高くて、レッスンを重ねるごとにどんどん動きがよく、歌もブレなくなってきています。初声、初心、初恋とこれまで皆さんが繋いできてくださったバトンをしっかりと握っていかなければならないというプレッシャーはありますが、私たちも精いっぱいがんばるので、期待していただければなと思います。 ――それこそ陽高さんは一番星としてステージに上がるわけですから、プレッシャーも大きいのではないかと思うのですが。 陽高 :歌がうまい、ダンスがうまい、そしてきっとファンサービスも欠かさない。そんな星南を演じるというのは、すごくプレッシャーではありますね。でも、きっと皆さんはそんな星南を観たくて来てくださると思うんです。だから、そうですね……「期待しておいてください!」と大口を叩きます。十王星南ならきっとそう言うはずなので。 ――星南らしいコメント、ありがとうございます! ちなみにライブイベント以外で、『学マス』の活動としてやってみたいことはあったりしますか? 陽高 :せっかく学園ですからね。“初星学園テスト”みたいな? ――なるほど、するとやっぱり学力テストでしょうか。 陽高 :そうですね。あっ……でもやっぱり嫌だ。十王星南として、学力とか体力とかで失敗したくないんです(笑)。となると、初TOURがちょうど3人ずつに分かれていたので、対抗戦みたいものをやってみたいです。 ――確かに対抗戦は盛り上がりそうですね。 『学マス』のプレイ状況も聞く。気になるのはやっぱりあのアイドル? ――ちなみに『学マス』はプレイされていますか?: 陽高 :星南のためにジュエルを溜めつつ、“ことねを重点的に”プロデュースしています。 ――やはりことねが気になる感じですか? 陽高 :星南がことねを追いかけているので、「その魅力は誰よりもわかっていなければいけないな」と思ってプロデュースし始めたんです。ただ、そうするうちにどんどん私自身もことねのことが好きになってきてしまって……いやもう、ありえないほどかわいいんですよ。なんならことね役の飯田ヒカルさんのことも好きになってきちゃうなんてこともあったり(笑)。そんなこともあって、ことねは“推しの次元を超えた何か”になりつつあります。 ――なるほど(笑)。では、ことね以外では? 陽高 :シンプルにお気に入りのアイドルとなると、莉波が好きです。ストーリーの感じもそうなのですが、ビジュアルもすごく女の子らしいお姉さんというか、そういう部分が好きですね。ストーリーの濃さも好きです。 ――莉波のストーリーは確かに濃いですよね。ちなみに親愛度は10まで到達されていたりしますか? 陽高 :まだ全員はではないですが何人か達成して、その中でも千奈のコミュはかなり泣いてしまいました。なんだか親の気持ちになってしまって……。 ―― 千奈は確かに……。親愛度10にもなると、特別な感情が沸きますよね。 陽高 :そうですね! 『Campus mode!!』も含めて、最高でした。 ――これからは星南も『学マス』のプロデュースアイドルとして肩を並べていくわけですが、そんな星南のプロデュースを心待ちにしている皆さんへ向けて、最後にメッセージをお願いします。 陽高 :ついに星南がプロデュースアイドルとして実装されます。彼女はことねのコミュにライバルとして出るわけでもなく、気になっている方も多いと思います。ただ、コミュは私もボロ泣きしてしまうぐらいすばらしい内容になっているので、ぜひともA+を取って、親愛度10にして……すでに才能が頭打ちになっている彼女がどう成長するのか、一番星がトップアイドルになるまでの道を、見守ってもらえるとうれしいです。 『学マス』関連記事 『学マス』特集の週刊ファミ通(紙版)のご購入はこちら: 『学マス』特集の週刊ファミ通電子版のご購入はこちら: