鮫島克駿、勝負の11鞍 自身初JRA年間100勝まであと1勝、あす28日京都で決める
デビュー10年目の鮫島克駿騎手(28)が、24年のラスト開催で自身初のJRA年間100勝を目指す。 先週の土曜京都で1勝を挙げ、現在99勝。大台にリーチをかけている。「まさか、年間100勝に届くところまでいくとは。年始には思っていなかったですね」。22年のキャリアハイ80勝を更新中だが、悲願のG1を勝てなかった心残りも振り返る。「リーディング上位争いに食い込むためには、大きいレースを勝っていかないといけない。来年はよりそこに集中したいです」と先を見据える。 現在の騎乗のベースとなっているのは、所属騎手としてデビューした浅見秀一厩舎での教え。調教から馬をつくり「レースや追い切り以外でも馬とのコンタクトを取って、その積み重ねがレースにも出ていると思います」と感謝する。 あす28日は京都で11鞍に騎乗する。1Rジュエルハウスと2Rタケルハーロックは前走3着、3Rルージュスティーズと9R春待月賞プロミシングスターは前走2着。他にも期待馬がそろった。100勝へ「いろんな人から声をかけてもらっていますし、注目してもらっているのを感じます」と意気込んだ。