「起訴、不起訴が理由では…」サッカー日本代表に伊東純也が復帰!森保一監督が招集理由を語る「これまでもできると考えていた」
日本サッカー協会(JFA)は29日、来月行われるFIFAワールドカップ(W杯)26アジア最終予選(3次予選)に臨むサッカー日本代表の最新メンバーを発表した。今回の招集メンバーには、性加害疑惑が報じられ、AFCアジアカップカタール2024を最後に日本代表から離れていた伊東純也がついに復帰を果たしている。 【順位表・組み合わせ】W杯アジア最終予選(3次予選) 会見の冒頭で伊東の招集について質問されると、山本昌邦ナショナルチームダイレクター(ND)は、「あくまでもメンバーを決めるのは監督の選定事項。そして起訴、不起訴というのは理由ではない。現場、協会全体として様々な準備をしてきた。選出したことにプレッシャーはない。環境が整ったということ」と、伊東が復帰を果たした経緯について説明。 また森保一監督も、「これまでの招集するしないに関しては、召集できるということで協会もサポートしてきたし私自身も考えていた」と前置きした上で、「いろいろなことを考えたが、招集しなかったのは彼を守るという考えから。彼が落ち着いて代表としてサッカーに向き合いプレーできるか、そしてチーム全体で落ち着いて活動できるかを考えた時にこれまでは疑問が残っているところがあった。」と、これまでメンバーから外していた理由について言及した。 そして復帰を果たした理由については、「今回は1つ大きなポイントとして、スタッド・ランスの選手としてジャパンツアーでプレーをしていた時に、メディアも含めて多くのサポーターが彼を暖かく見守っていたことがある。私自身も彼も落ち着いてプレーできるのではないかと思った。思い切ってプレーできる環境づくりしてくださったことに感謝したい。これから彼も日本のためにプレーしてくれると思うので暖かく見守ってほしい。また何かあればディスカッションしていきたい」と、今夏のプレシーズンマッチで来日した際に、サポーターが暖かく見守っていたことで、伊東が復帰する環境が整ったと判断できたことを明かしていた。 森保ジャパンは5日にホームで中国代表、11日(日本時間)にアウェイでバーレーン代表と対戦する予定となっている。
フットボールチャンネル編集部