野党側 安倍派幹部らの政倫審での説明迫る 岸田首相「国会で決めること」
日テレNEWS NNN
自民党の派閥の政治資金をめぐる問題で野党側は、安倍派幹部などが政治倫理審査会で説明することを求めました。中継です。 ◇ 立憲民主党の山井議員は、政倫審を開催するかどうかは岸田首相の自民党総裁としての決断次第だと、繰り返し迫りました。 立憲民主党・山井和則議員「全くこれだけでは裏金の実態は分かりません。安倍派の幹部や二階議員を政倫審に出席させて、説明をさせるべきではないでしょうか」 岸田首相「説明責任を尽くすよう促していきたいと思います。ただ、政倫審、具体的な国会での議論のありようについては、これは国会においてお決めいただくことであると」 立憲民主党・山井和則議員「ごまかさないでいただきたい。国会でお決めになるというけれど、野党は要望してるんですよ。自民党が反対してるんですよ」 岸田首相「政倫審への出席、本人の意向等踏まえた上で国会としてご判断いただく」 山井議員は25分の質疑の中で少なくとも12回、安倍派幹部と二階元幹事長の政倫審への出席を求め、岸田首相は「国会が判断すること」と、何度も繰り返しました。 山井議員は自民党のアンケートについて、「裏金の肝心の使い道が全くわからない」と指摘し、岸田首相は「党幹部による聞き取り調査も行っていて、さまざまな手段を通じて実態把握に努めている」と説明しました。