銅価高騰で売上高・粗利増 関東電販、24年度業態調査
関東電線販売業協同組合(関東電販)は10日、コンワビル(東京都中央区)で会見を開き、組合員を対象にした2024年度業態調査と、全日本電線販売業者連合会(全電連)が会員企業に行った24年度業況調査の結果を公表した。銅価格の高止まりをはじめ、都市部の再開発や設備投資による件名の増加や、販売価格の適正化が売上高や粗利面にプラスに働くなどして改善が見られた一方で、価格転嫁や人手不足に悩む企業も依然としてあるなど、電線業界における課題が改めて浮き彫りとなった。