2024年の企業倒産 リーマン・ショック抜き過去最多
とちぎテレビ
今年の栃木県内の企業倒産の件数は170件と過去最多になったことが分かりました。 民間の信用調査会社・帝国データバンク宇都宮支店によりますと25日現在の県内の企業の倒産件数は170件でした。 これまで最も多かったのはリーマン・ショックの翌年、2009年の160件でしたが、今年は上半期の段階で77件と例年を上回るぺースだったといいます。 古川さんは一般消費に近い業態で影響が大きいと説明します。 負債額別では「5000万円未満」が102件で最も多く、「5000万円以上1億円未満」が32件、「1億円以上5億円未満」が32件などと続き、小口倒産が中心です。 ゼロゼロ融資の返済や賃上げなどの複合的な影響で経営環境は深刻だといいます。 帝国データバンク宇都宮支店では今後も動向を注視していくべきだとしています。
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