年内決定目指すなでしこ新監督「少数に絞られた」「優先は海外の指導者」 佐々木女子委員長が現状説明
日本サッカー協会の佐々木則夫女子委員長(66)が21日、都内で報道陣に取材対応した。女子日本代表「なでしこジャパン」の新監督人事について現状を説明し、「多くの方々と面談させていただいた中で、少数には絞られました。最後の詰めを複数の方とやっています」と交渉が最終段階に入っていることを明らかにした。 外国人指導者を軸に選定しており「優先的には海外の指導者でいきたい」と改めて強調。「(最終候補に入った)複数の方の中には男子(の指導)しかやっていない方ももちろんいる。女子の代表クラスでやっていた方もいますし、周りの関係者から指導が凄くしっかりしているという方もいる」と話した。一方で候補者の中には日本人指導者も含まれているという。来月12日に予定されている理事会での決議には間に合わない見通しを示したが、「12日を過ぎてもあとで皆さんに決議をいただければ年内に決めたい」とした。 なでしこジャパンは来年2月に米国で開催されるシービリーブス杯の参戦が決定。米国遠征が新監督の初陣になる見通しで、「年内には何とか決めて、1月はしっかりとミーティングをやらないといけない。必ずや2月の大会は新監督でいきたい」と語った。