長谷部誠が引退会見「後悔ない」も「体が今すぐにでもボールを蹴りたいとうずいている」
元日本代表キャプテンで、今月18日にフランクフルトで現役を引退した長谷部誠(40)が24日に都内で引退会見を行った。 【写真】お相手がJ1選手だったと話題に…元アイドルの女優が2ショットで結婚報告 18日の現役引退から一週間が経ったなかで、長谷部は「今も実感が湧かない」と率直に発言。「毎年のオフに入った感覚。頭は理解しようとしているが、自分の体が今すぐにでもボールを蹴りたいとうずいている」と今の思いを明かした。 22年間という長いキャリアを終えた今は「後悔はまったくない」と強調。その理由として、来季も契約延長ができたなかで自分で引退の時期を決められたこと、自分の能力を客観視したなかでやり切ったという思いが強いことを挙げた。 現役生活を「3つのフェーズ」に分けて語った。一つ目は2002年にプロデビューした浦和レッズ。「最初のクラブが浦和レッズだったことは大きく、幸運だった」と述べた。二つ目はドイツに渡ってから18年に日本代表を引退するまでの10年間。「クラブと日本代表の両立で苦しんだ、しんどかった10年間」と語る。「苦しかったからこそ人としても成長できた時期」と話した。 フェーズの三つ目は代表引退からのフランクフルトでの日々。「純粋にサッカー選手としてサッカーを楽しんでいた」と笑み。「そしてサッカー選手として正当に評価されていた時期」とも述べていた。 家族への感謝を伝えつつ、今後は数か月間の休養を取ることを明かした。その後は「フランクフルトで指導者の道に進む」と明言。セカンドチームを指導しながら、「いろんなカテゴリーを見ながらやっていきたい」とも語る。「最終的に目指すところはトップチーム。一番上のところで」と先を見据えていた。