キングオブアスリートの称号は伊達ではありませんでした。 陸上「十種競技」の日本記録保持者が、下関市の小学校で子どもたちとふれあいました。 熊野小学校でおこなわれた「夢チャレンジ塾」。 講師に招かれたのは陸上「十種競技」の日本記録保持者、右代啓祐（うしろ・けいすけ）選手です。 十種競技は走る・跳ぶ・投げるなど陸上の総合力を競うもので、その過酷さからトップクラスの選手は「キングオブアスリート」とも呼ばれます。 児童たちは 「オリンピックに出てる人と初めて走って、違いを見せつけられたのですごいと思いました。」「高跳びをしていた時にアドバイスをもらって飛ぶことができたのでとても良かったです。」 鬼ごっこでは子どもたちに追いかけまわされた右代選手。 遊びでも全力を出し切っていました。 右代啓祐選手 「みんな足早い…こんな簡単につかまる予定じゃなかったのに！」 「スポーツの分野だけではなくて、目標を持って夢を持ってそれを叶えるための行動。行動するための気づきになればいいなと思います。」 下関市では今後もトップアスリートによる授業などで、子どもたちの夢を応援していきたいということです。