「本当にありがとうの気持ち」 サッカー女子・田中美南がチームメートに感謝 再三のチャンスを決めきれず
◇パリオリンピック2024 サッカー女子 グループC 日本2-1ブラジル(大会3日目=日本時間29日 パルク・デ・プランス競技場) 【画像】ブラジルに逆転勝利したサッカー女子日本代表 日本は熊谷紗希選手、谷川萌々子選手のゴールでブラジルに逆転勝利。この試合スタメンで出場したFW田中美南選手は試合後、涙ながらにチームメートに感謝を伝えました。 ブラジルを相手に勝利し、今の気持ちを聞かれた田中選手は第一声「本当に仲間に感謝したいです」と口にしました。 この試合、田中選手は前半19分、宮澤ひなた選手からのパスをゴール前で受けると、フリーでシュートを放ちますが外してしまいます。さらに前半アディショナルタイム、守屋都弥選手のシュートが相手選手の右手に当たりPKを獲得。キッカーの田中選手はゴール右下に狙い澄まし蹴りましたが、相手キーパーに防がれ、再三のチャンスを生かせません。 インタビューで田中選手の元へチャンスでボールが回ってきた時、どのような思いでプレーをしていたか聞かれると「まあ・・・」と話し出しますが、言葉に詰まってしまいます。すると田中選手の目に涙が。「準備していたんですけれども、外したときは自分にがっかりしました」と自身のプレーについての思いを語りました。 しかし1点ビハインドで迎えた後半アディショナルタイムに熊谷選手、谷川選手が得点を奪い2-1で日本が逆転勝利。「こうやって仲間が助けてくれて、次に向かえるので、自分は仲間に感謝して次の試合にいい準備したいと思います」「本当にありがとうという気持ち」とチームメートに感謝を伝えると「やっぱりフォワードなので、ゴール。結果っていうところ取れてないので、狙いにいきたいです」と次の試合に向けての意気込みを語りました。