「勝利に満足せず」リバプール指揮官、交代枠を使い切るもMF遠藤航の出番はなし。2戦連続ベンチを温めることに【海外の反応】
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)リーグフェーズ第2節、リバプール対ボローニャの試合が現地時間2日に行われた。試合はリバプールが2-0で勝利している。この試合ベンチからのスタートとなった遠藤だったが、出場機会は訪れなかった。英メディア『ANFIELDINDEX』がこの一戦について報じている。 【写真】リバプール、最新年俸ランキング 同メディアは、「アルネ・スロット監督はボローニャ戦の勝利に満足しなかった」と題して、「ホームで優勢だったにもかかわらず、リバプールはボール支配率52%にとどまりシュート数も少なかった。結果に満足しているかと聞かれた同監督は、『2つのゴール以外に喜んだことが多かったかどうかは分からない』と答えている」と、試合自体には勝利したものの内容には満足しない様子を見せていた監督のコメントを伝えていた。 一方で、日本代表のキャプテンである遠藤は、現地時間28日に行われたプレミアリーグ第6節・ウォルバーハンプトン戦に続いて、この試合でもベンチスタートだった。チームを率いるスロット監督は、5人の交代枠を使い切ったにもかかわらず、遠藤には出番がなかったという状況だ。 今季は控え選手を中心に起用したEFLカップのウェストハム戦のみ先発出場となっており、CLの第1節はアディショナルタイムに突入してから少し時間が経っての起用だった。先発出場を果たしたカップ戦を除くと、今季の合計出場時間は10分にも満たない状況であり、このままベンチスタートやベンチ外が続くのであれば、試合勘が問題視されて日本代表メンバーに選出されるかどうかも危うくなるだろう。 今夏にはフランス・リーグアンのオリンピック・マルセイユが獲得に関心を示していると報じられていた遠藤。このまま出場機会がない状況が続いた場合、今冬の移籍市場でリバプールを離れる可能性もあるのだろうか。
フットボールチャンネル編集部