ペンシルベニア州暫定投票、最高裁が集計認める 共和の要求却下
Andrew Chung [1日 ロイター] - 米連邦最高裁は1日、大統領選の激戦州ペンシルベニアで郵便投票用紙のミスが理由で票が拒否された有権者がやり直しのために行う暫定投票の集計を認める判断を示した。 共和党は暫定投票用紙の集計を認めたペンシルベニア州最高裁の先月の判断を保留するよう求めていたが、連邦最高裁はこれを退けた。 暫定投票は一般的に、選挙当日に投票資格が不確かな有権者が投票プロセスから除外されないようにする仕組み。投票資格が確認されれば票は集計される。 ペンシルベニア州最高裁の判決により、署名や日付の記入がないなどの理由で郵便投票用紙が拒否されたことが分かった有権者は選挙当日に暫定投票を行い、票を集計してもらうことが可能になる。専門家によると、数千票、もしくはそれ以上の票に適用される可能性がある。