【インプレ】エーモン「パープルセーバーモト」は旧車オーナー必携の緊急アイテムだ!
高速道路で自動車が故障し、やむなく停車しなければいけない場合がある。この時、自動車は後方に三角板(停止板)か発炎筒を置いて、後続車に危険を知らせなければならない。しかし、これがバイクにも同じ義務がある、ということは意外に知られておらず、さらにこれらの用品は大きくてかさばり、バイクには積めない場合が多い。ところが故障時にこれらを置かないのは、立派な道路交通法違反であり、何より追突される危険が大きいのだ。 【画像】エーモン「パープルセーバーモト」をギャラリーで見る(15枚) そこでエーモンから登場した「パープルセーバー モト」は、ライダーが使いやすいように工夫されたコンパクトな安全グッズ。今回は実際に夜道で光り具合をチェックしてみた。 文/Webikeプラス 西田 宗一郎
絶版車に付きまとうトラブルの不安を解決
高速道路を走行中、エンジンの回転数が突然グモモ……と落ちた時。これに焦らないライダーはいないだろう。追い越し車線なんて走っていればなおさらだ。あわてて路肩に寄って停車して、エンジン再始動を試みるも、むなしくセルモーターがキュルキュル回るだけ……。 これを他人事と思ってはいけない。ハイテクなメカに守られている現代のバイクだが、ガス欠やちょっとした端子の接触不良でも、こういう事態の可能性は常にあるのだ。もちろん旧車、絶版車はもっとリスクは大。その年式からくるパーツの劣化で、予期せぬトラブルも起こりがち。万全にメンテナンスされていても、トラブルの可能性がゼロになることはない。 なんて不安をあおってしまった私自身、予期せぬトラブルを恐れながら走る絶版車オーナー。ロングツーリングのたびメンテナンスは万全に仕上げた(つもり)だが、まったく予想のつかないトラブルでエンジンストールしたことはある。高速道路上で緊急停車するのは本当に心臓に悪いし、なにより絶望感と不安感がモノスゴイ。
三角板の代わりになるんです! 紫の光を放つ新しい安全グッズ
トラブルで停車した時、高速道路では必ず三角板か発炎筒(停止表示灯)を置いて、後続車に危険を知らせる必要がある。このためクルマにはメーカー出荷時にどちらかが必ず積載されているが、バイクにはほとんど搭載の例がない。理由は簡単、どちらもけっこうかさばり、収納スペースに入らないからだ。 ところがこれらの緊急アイテムは、「車載していなくても違反ではない」が、高速道路で故障して停車した時に設置していないと、これは立派な道路交通法違反(故障車両表示義務違反)になってしまう。調子よく走っているうちはいいが、故障してガッカリしているところに、さらに違反の罰金まで受けるのは悲劇のダブルパンチといえるだろう。 そこでエーモンが販売している「パープルセーバー モト」を紹介したい。これはコンパクトな緊急用の停止表示灯。法規では緊急停車時の停止表示灯は「紫色に点滅する」ことが義務付けられている。パープルセーバーはその名の通り、強い紫の光で後続車に自分の存在を伝えるアイテムとして登場。もちろん法規に則った合法の製品だ。従来は3連LEDを装備した大型のモデルで、マグネットによりクルマのルーフやバイクのタンクに装着できた。ところが実際にバイク用として使用すると、「タンクに装着したとき、荷物があると後ろから見えない!」「そもそも樹脂製タンクだから装着できない!」「まだまだ大きくて携帯できない!」など、様々な改良を望む声が寄せられたという。そこで、新たにバイクに向いた、より小型で軽量な「モト」がラインナップされたワケだ。
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