維新、馬場代表の辞任要求相次ぐ 衆院5議席減も応じず
日本維新の会は30日、国会議員団の役員会を開き、衆院選で公示前から5議席減となった結果を受けた対応を協議した。浅田均参院会長は、馬場伸幸代表と選対本部長を務める藤田文武幹事長の引責辞任を要求。猪瀬直樹参院幹事長も同調した。馬場氏は、地盤の大阪で全勝し、滋賀や福岡など一部の小選挙区でも勝利したとして「議席が減ったのは事実だが、正しい方向に進みつつある」と述べ、応じなかった。 役員会で浅田氏は「大惨敗だ。誰も責任を取らないのは維新にとってマイナスだ」と批判。猪瀬氏によると、馬場氏は特別国会が控えていることも理由に、現時点での辞任を拒否した。