【推しの子】アクア役・櫻井海音「熱中することを見つけて」 高校時代にはフットサル日本代表として世界大会で優勝経験も
子どもから大人までを魅了する【推しの子】が、ついにドラマ&映画に。伝説のアイドル·アイの双子のひとり、アクア役を演じる櫻井海音(かいと)さんに、【推しの子】の魅力や子どもたちに伝えたいメッセージをお聞きしました。小中学生向けのニュース誌「ジュニアエラ2025年1月号」(朝日新聞出版)からお届けします。 【写真】櫻井海音さんの写真をもっと見る(ほか、全6枚) ――櫻井さんは原作の大ファンで、アクアを演じたいと思っていたそうですね。【推しの子】の魅力を教えてください。 ここまでリアルに芸能界を描いているというのが、芸能界にいる身としては、ものすごく面白いと思います。そこにプラスしてやっぱり伝説のアイドルで、アクアの母であるアイの死の真相に迫るサスペンス要素が絡み合っているところが魅力です。 ――アクアは一見クールですが、すごく周りの人を大切にしている青年です。櫻井さんが周囲の人に対して心がけていることは? 時間を守る人でいることです。「時間を守る」、たったそれだけで、相手に信頼してもらえるので、人生に損がない気がします。 ――小学校時代、夢中になっていたことは何ですか? 僕はサッカー少年でした。休み時間になると黒板に「サッカーやる人、グラウンド集合!」ってでっかく書いて。誰も来なくて、結局一人でボールを蹴っていたなんてこともありましたけど(笑)。中3まで東京ヴェルディのジュニアユースでプレーしていて、本当に夢中になっていました。高校時代からはフットサルへ転向し、楽しみながらプレーをしていたら、日本代表として世界大会に出場でき、優勝までできたのがいい思い出ですね。 ――サッカーの経験が今につながっているなと思うことはありますか? 団体の中で、自分が求められているプレーをいかにできるかというところは、芝居にも通じるかなと思います。あと、サッカーにもお芝居にも監督がいますよね。 ――もうすぐ年末年始。クリスマスやお年玉の思い出などありますか? いや~、覚えてないな……。高校生のとき、すごくほしいパーカーがあって、1カ月ぐらい必死にアルバイトして買ったことはすごく覚えています。買ってもらうより、自分で稼いだお金で好きなものを買ったほうが、大切にずっと使っているように思います。パーカーは今でも大切に保管してますよ!