敬愛学園、後半に2ゴールを決め千葉黎明に完封勝利
第103回全国高校サッカー選手権千葉予選の決勝トーナメント1回戦が10月6日に行われ、敬愛学園が千葉黎明を2-0で下し2回戦進出を決めた。 【フォトギャラリー】千葉黎明 vs 敬愛学園 立ち上がりは、両者縦に早い仕掛けで攻撃を試みるが、徐々にパスサッカーへとシフトチェンジしていく。 最初にチャンスを作ったのは敬愛学園だった。18分、FW9北島常勝(3年)が膨らむ動きからDF背後でボールを受けてシュート。しかし、これはミートせずにGK正面。対する千葉黎明は前半終了間際にCKからネットを揺らすも、オフサイドの判定でゴールは認められなかった。両者譲らずスコアレスのまま試合を折り返す。 後半早々に均衡を破ったのは敬愛学園。43分、前半から前線で起点となり存在感を放っていたFFW9北島がDF背後に抜け出してボールを受けると、冷静にゴールへ流し込んだ。76分にはFW13鈴木暢理(2年)が追加点を決めて、千葉黎明を突き放すと、その後も安定した試合運びをみせた敬愛学園が2-0の完封勝利を収め2回戦に駒を進めた。 (文・写真=田原豊)